No.1494 北区・坂道ハイク

期   日:2019年4月13日(土)
天   候:晴れ
参 加 者 :17名
費   用:約1,000円

コース   JR西日暮里駅10:00〜地蔵坂〜諏方神社(コース説明)10:20〜谷中銀座商店街10:40
      <自由散策>11:10〜向陵稲荷坂11:25〜田端文士村記念館12:00<昼食・見学>13:00
      〜ポプラ坂〜第二中里踏切〜大炊介坂〜旧古河庭園14:00/14:30〜平塚神社14:45/15:15
      〜都電西ヶ原4丁目駅15:30=JR王子駅・解散

 日暮里周辺の谷中、根津、千駄木のあたりはよく歩くが、今回のように坂道を巡るという切り口の散策は興味があたのでさっそく参加する。
 西日暮里の駅をでるとすぐの地蔵坂の急階段をのぼり、諏方神社で今日のコースのレクチャーを受け、まず富士見坂へ。真っ白なの富士など素晴らしかったろうな。谷中商店街の自由時間には大勢の外国の観光客に混じって「夕焼けだんだん」を往復。食べたかったコロッケをリーダーから振る舞ってもらい満足。(谷中のネコちゃんに会えなかったのが残念....)
 派手な稲荷の幟の立つ向陵稲荷坂をゆき、どうしてここが”道灌”山坂?と、侃々諤々。幽霊坂はそっと避けて通らず江戸坂を過ぎて田端文士村記念館前で昼食と見学も兼ねて大休止。お腹も膨らみ、文豪達たちの知識を頭に詰め込み、午後のルートを歩るき出す。
 このあたりはかっては田や畑の広がる郊外で、知識人が多く居を構える閑静なところで、今も学校や寺院が点在し、落ちついた住宅街だ。 大炊介坂を上がるとおしゃれな大正の洋館、旧古河庭園だ。薔薇にはまだ時期が早いが、枯滝や心字池を配した洋風和風の庭園は何度来ても満足させられる。のんびりしたところで、もう一踏ん張り。
 上中里駅近くの平塚神社に詣り、有名なお団子(なんでも内田康夫の「浅見光彦シリーズ」に登場するお団子屋とか)をいただき、参加者の足並みを見て、リーダーが「ここから都電で王子駅へいくよ」と配慮してくれる。ホッとして、可愛い都電で王子駅へ向かった。天気に恵まれ、東京の中に江戸をかいま見る愉しい歩きだった。

(T   記)




高台の諏方神社でコースの解説を聞く。


富士見坂で。


かっては、このような景色が見られたのだろうな。


谷中商店街の「夕焼けだんだん」。今日は「真昼のだんだん」

向陵稲荷坂。お稲荷さんと開成学園の間の坂。

「芥川龍之介住居跡」。しばし、文学少年、少女の顔になって.....。


立派な「田端文士村記念館」前で、パチリ。皆、知的なお顔になって....。


コース上の大龍寺に、子規と妹の八重の墓所が。
今は晴れ晴れとあるきまわっているんだろうな〜。


旧古河庭園で。英国人コンドルの設計の洋館と、
京都の庭師植治の日本庭園がよくマッチして。


上中里駅近くの平塚神社。お団子食べて大休止。


可愛いカラフルな都電で帰路に。