No.1493 大月・岩殿山
期 日:2019年4月11日(木)
天 候:晴れ
参 加 者 :7名
費 用:3,000円
コース 南浦和6:45=西国分寺7:15/7:19=高尾7:46/8:01=大月8:44
大月駅9:15=丸山公園9:40=岩殿山10:30=筑坂峠11:15=天神山12:45
=稚児落し13:20 浅利集落14:00=大月駅14:55
快晴の空の下、大月駅から目の前に見える岩殿山を目指す。岩殿山は標高634mの岩山で、戦国期難攻不落とうたわれた岩殿城があった山で、現在は岩殿城跡として山梨県指定史跡に認定されている。
登山道に入ると間もなく、大月市の上にどっしりとした富士山が望め歓声が上がる。整備された道を進むと岩殿山丸山公園に到着。「 関東富士見百景 」の看板があり桜の名所でもある。ここからの富士山と満開の桜はまさに絵のように美しい。
広場で簡単なストレッチをして体をほぐす。階段状のジグザグを30分程上ると岩殿城跡に到着。重いリュックをベンチに置いて山頂まで行ってみる。昨日降った雪を踏みしめながら往復10分の道のり。城跡から見る富士山も素晴らしいので桜と富士山をバックに記念撮影。これからの小さなアップダウンの道は昨日の雪がとけて歩きにくい所もあるので、気を抜かぬよう注意して歩く。
この先は兜岩に取り付く危険なクサリ場が2ヶ所あるということだが、1ヵ所は通行止めになっており、もう1ヵ所もリーダーの判断で回避し林間コースをとることとした。それでもクサリやロープが数ヶ所あり要注意だ。ぬかるんだ長い急坂のロープではお尻を泥だらけにしてようやく下ることができ
た。
稚児落しまではなだらかな尾根道がしばらく続いたが、稚児落しの岸壁が見えてくるとその迫力に圧倒されるようだった。稚児落しは岩殿城落城の時、追ってに追われ乳飲み子の泣き声を聞かれるのを恐れて岸壁から突き落とし、母親もそのあとを追ったという悲しい歴史のある場所である。岸壁の上はゆっくり移動し頂上では壮大な展望を楽しんだ。
ここから車道に出るまでのくだりは岩や木の根が露出しすべりやすい急坂続きの30分だった。里に下りると桜、もも、つつじ等の花ざかり。昨日の寒さとはうって変わって暖かく風もほとんどない快晴の下、富士山の大展望、満開の桜、スリル感のある大岸壁、ほんのちょっぴりふれることができた歴史と魅力的な山行でした。
(S 記)
|