No.1479 北八ヶ岳・横岳(2480m)
期 日:2019年3月3日(日)
天 候:曇りのち小雪
参 加 者 :計8名
費 用:約 13,500円
コース 新宿駅 7:00(スーパーあずさ1号) = 茅野駅9:08/9:20( ジャンボタクシー )
= 北八ヶ 岳ロープウェイ 山麓駅10:10/10/20 = 山頂駅( 準備と半昼食 )10:30〜11:00
= 横岳 ヒュッテ経由、北横岳南峰〜北峰12:00/12:10 = 山頂駅13:15 (装備外し半昼食)
14:00/14:10北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅14:20 /14:30(ジャンボタクシー)
=茅野駅15:18 ( あずさ22号)= 新宿17:24
集合地茅野駅に着いたときの天気は曇りで、心配した雨はなかった。ジャンボタクシーで北八ヶ岳ロープウェイ駅に向かった。車の中から街中や道路を眺めたが雪は全く見られず、遠く山やまを見ても雪は上のほうに筋状にみえるだけだった。蓼科山とみられる大きな山だけは片面だけ白く雪面が見られたが反対側に雪はほとんどついてなかった。しかし
ロープウェイ駅に近づくと少しづつ 雪が見られるようになり、ロープウェイの中から下を覗くと雪が30〜50cmほど積もっているのが見られた。
山頂駅の中で軽い昼食をとり、装備を整えて出発準備。駅の建物を出てすぐの場所でアイゼンを着けた。この間に、山行にあったアイゼンや靴についての話しがでたりして雪山装備の知識が深まった。
歩き始めて直ぐに坪庭へ出た。夏には植物や自然の様子が見られる観光名所であるが、今は雪に覆われた広くなだらかな場所になっていた。坪庭にはたくさんの棹が刺されており道しるべとなっていた。棹に誘導されるようにして北横岳の登山口に向かった。登山口を進むとシラビソの林が現れ、登山道は頂上近くまで林の中をつづいていた。登山道に沿って並び立つシラビソの木たちはツララを何本もぶら下げていたり、葉の上にかるく雪を載せてたたづむ等、優しい雰囲気を出していた。しかし登山道は急登や凍結した場所が何カ所もあり、慎重に歩いた。
横岳ヒュッテを経て北横岳南峰から北峰へと進んだ。北峰頂上では小雪が舞うようになっていて景色は見られなかった。近くにはエビノシッポがたくさん見られたが、樹氷はなかった。頂上付近に風はあったが、リーダーの持つ温度計は−2℃で、冬山としては暖かかった。
下山は往路を戻った。危険個所では”間を開けて歩こう” 逆八の字だよ “ 片足を斜めに置くといいよ “等の声掛けがあり心強く歩くことができた。登山道を抜けて坪庭に戻ったころには小雪が舞いガスって視界がかなり悪くなっていた。しかし坪庭の棹のおかげですんなりとロープウェイ駅舎までたどり着くことができた。棹に感謝 !
天気の悪化を予想した早め早めの行動で安全に下山でき、帰りのロープウェイから電車まですべて予定よりも早い時間で進むことが出来た。帰りの電車も早まり、その分ゆっくりと電車内での下山講を楽しめた。
楽しい雪山登山ができた事 リーダーと同行の皆様に感謝します。
(S 記)
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