No.1477 小田原・小田原城址と辻村植物園

期   日:2019年2月24日(日)
天   候:晴れ
参 加 者 :24名
費   用:2,670円(「休日お出かけパス」利用)

コース   小田原駅9:25〜百段坂9:45〜城山公園10:00/10:15〜大堀切〜蜜柑畑ロード〜辻村植物公園
       11:30<昼食>12:20〜毘沙門天12:30〜報徳神社13:40〜小田原城13:50/14:30〜小田原駅解散

 北条氏の”強者どもが夢のあと”の小田原城址を歩く山行で、戦国の世に、9KMにも及ぶ総構で城下町を包み込んだ小田原城。 大規模な掘りや堅牢な城壁など、今その遺構を眺めてみれば、秀吉の攻撃に籠城で迎え撃ったのも納得!の規模だ。
 小田原駅から歩き始めてすぐに百段坂の上りで息が切れる。それはそうだ。戦国の城が平城であるわけがない。初期の小田原城の中心であった八幡山の本丸跡の小田原高校付近からは、城下町!が見渡せる。
 広い城山公園では、ワンコのお散歩人にカメラのシャッターをお願いし、ちょっと霞んだ駿河湾を眺める。公園の端の10M以上はある土塁を越えて大堀切の空堀を歩きながら、 こんな掘りを攻める先陣は御免被りたい等と思う?
 歩を進めると蜜柑畑が伸びやかに広がる春うららの畑地の道になり、小田原厚木道路を越えて、辻村植物公園へ向かう。ここでビックリ。朝の集合場所に現れなかった参加者のE氏とバッタリ出会う。 集合時間に遅れたと思い、逆回りで来たとのこと。(偉い偉い!)辻村植物公園は白梅が盛りで花の香の中の東屋でゆっくり昼食。
 梅を愉しんだ後は丘をくだり、今まで歩いた道を周遊する形で、小田原城へと向かう。この道が結構長かったが、報徳神社を経て観光客で賑わう城址公園でたっぷり休憩をとり、 関東の雄であった北条氏を忍ぶ一日は無事終了となる。

(T   記)




駅構内には”お猿の駕籠や”も下げていた、小田原提灯が。


いきなりの百段坂だが、まだ、歩き始めだもの、軽い軽い?!


城山公園ですっくとした欅をバックに、パチリ。


幅20〜30Mはある大堀切。全国的に見ても最大規模とのこと。

のびやかな段丘の畑地を行く。

辻村植物公園への登り。手入れされた竹林がきれいだ。


「甘酒100杯まで無料」の幟につられたが、まだ、準備中とかで、残念。


梅にも負けない良い笑顔で。

城郭の一画にある報徳神社。戦時の供出を免れたという青銅の尊徳さん。

この本丸の石垣は元禄地震や関東大震災で滑り落ちたもの。貴重な遺構だ。

ぴかぴかの天守閣の広場でゴール。愉しい歴史散歩だった。