No.1458 神奈川 丹沢・大野山
期 日:2019年3月21日(木)
天 候:小雨
参 加 者 :男性4名 女性5名 計9名
費 用:3,310円
コース JR御殿場線山北駅(9:00)−大野山登山口(10:40)−イヌクビリ(11:20)
−大野山山頂(11:50)−谷峨駅(14:00 解散)
移動性低気圧の間隙をついて、春爛漫の大野山散策と目の前に迫る富士山の絶景を!との目論見は残念ながら外れ、前日の「水もぬるむ陽気」から一転して、時折小雨の降る曇天の山歩きとなった。
家を6時過ぎに出て3時間弱、JRと小田急線を乗り継いで御殿場線山北駅に降り立ったのは9時前。ここから登山口までリーダーの歴史解説を聞いたり、沿道の樹木・花々を観察しながら1時間40分自動車道を歩く。古い駅前商店街を抜けると御殿場線に沿った桜の古木が立ち並ぶ道に出る。御殿場線をまたぐ陸橋の上からは線路と満開の桜のコラボした絶景を想像しながら(当日は桜はつぼみ)ここでもリーダーから山北町の歴史解説。川村関所跡の看板を確認してからトンネルを超えるとそこからは急な上り坂になる。高速道路下を通り過ぎてから都夫良野入り口バス停で小休止した後、更に急坂を喘ぎながら登る。共和小学校廃校跡、炭焼き窯を過ぎて、沿道のスミレ、ミツマタ、サンショウバラ他を楽しみながら進んでいくと、10時36分、大野山登山口に到着した。
ここからは自動車道を離れてやっと本格的山登りである。杉林の中を20分ほど登ると左のほうに、かやの草原に覆われた大野山山頂が見えてくる。11時20分、尾根に通じる長い階段の下に到着、ここから20分ほどふうふう言いながら階段を登りきると山頂に続く車道に出る。右に行けば県営牧場だが、我々は左に10分ほど登って12時前に大野山山頂に到着。
西には箱根山・金時山、少し右に転じると富士山の大パノラマ、振り返ると丹沢の山々、眼下には北に丹沢湖、南には酒匂川と太平洋の絶景が広がるはずであったが、あいにくの小雨と強風、この日はイメージトレーニングだけ。
東屋の下での昼食も早々に12時25分、下山開始。かやの草原を降りながら引き続き富士山の絶景をイメージするも、富士山は厚い雲の下でついにその雄姿を現すことはなかった。13時20分、車道に出てから頼朝桜を観察、13時50分、酒匂川沿いの道に出る。途中フサザクラ、ナノハナ、ハコベ他春の花々を楽しみながら田んぼのあぜ道を駅に向かう。14時少し過ぎ、雨も上がり青空も見え始めたころに谷峨駅到着。全員で無事の下山をたたえあって握手。30分程度ぽかぽか陽気の駅ホームで電車を待つ。我々夫婦は松田の駅で皆さんと別の帰路をとるため分かれた。
天候には恵まれず絶景は次回へお預けとなったが、時折々のリーダーの楽しいお話、小休止の時に分けていただいた絶品の柑橘のピール砂糖漬け他楽しい思い出一杯の山行となった。
(H 記)
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