No. 1460 上野原 要害山・コヤシロ山

期   日:2018年12月8日(土)
天   候:曇り後晴れ
参 加 者 :10名(男性4名 女性6名)
費   用:2,840円(南浦和起点)

コース   南浦和7:06=西国分寺7:35/7:51=八王子8:07/8:10=上野原8:45/9:12==新井9:27
      ~~鏡渡橋~~山神社~~要害山(10:50)~~風の神様~~コヤシロ山(12:05)~~実成山
      ~~尾続山~~尾続(13:50)~~夢の吊り橋~~新井(14:55)==上野原(15:10)(解散)

 天気予報は晴れのはずが、朝から空は雲でおおわれていた 富士山は見えるかな?と期待と不安を胸に南浦和を出発した。
 順調に電車を乗り継ぎ上野原に到着 要害山登山口への小さなバスも全員座ることが出来た。バスはどんどん標高を上げて進んでいき15分で要害山登山口の新井バス停に到着した。登り坂を歩いていくと山の神神社の鳥居の前に到着。脱ぎタィムを取り、神社への石段を登り山の神様に登山の無事を祈って参拝した。
 その後はいよいよ登山道へと進んだ。大きな石や岩はないけれど急坂が続く 黙々と歩くうちに足元の落ち葉の色が目に入った。クヌギの葉が沢山落ちており、クヌギの葉の表側の茶色と裏側の乳白色の2色が良いコントラストを見せていた。そこに朴の木の葉の灰色が重なって登山道は初冬の色だった。もう冬なんだな〜と思いながら歩いていくと、ひときわ鮮やかな朱色が目に入った。紅葉のもみじかなと思って近づくと山ツツジが咲いていた。登山道のあちこちで鮮やかな山ツツジの花はとても美しく、私達の目を楽しませてくれた。
 山の神神社から45分で要害山頂に到着した。富士山は雲に隠れていたが蛭ケ岳や丹沢の山々などの展望が開け、眼下に上野原の街が広がっていた。ここで記念撮影し休憩。
 また出発し30分で風の神様に到着した。ここは風が強い場所でこの名前がついたそうだが、この日は風もなく穏やかだった。
 続いてコヤシロ山へ向けて出発。途中、イロハモミジの大木があり、赤と緑の紅葉が美しかった。のんびりと落葉や山ツツジ、紅葉、展望と初冬の山の楽しさを味わいながら皆、和やかに進んでいったが、コヤシロ山の手前に急な下りがあった。ロープが張ってあり、ここは今までののんびりムードとはいかず、皆、慎重に一歩一歩下っていった。こういう下りでは「落ち葉が良いコントラスト」なんてのん気な事は言ってられない。落ち葉の下に石があったりして油断出来なかった。
 緊張した下りからまたなだらかな道に出てコヤシロ山に到着。展望が良くまた記念撮影しランチタイムとなった。どこから飛んてくるのか赤や黄色のパラグライダーが飛んでいた「風もないのに...」「いや、風がなかったら飛ばないだろう」と和やかなランチタイムの後、実成山から尾続山へとアップダウンを繰り返した。
 午後になると段々陽が射し、雲も少なくなり青空が見えてきた。登山道もなだらかな道となり、予定通りに尾続に到着した。
 ここからは車道を歩いたがリーダーの用意周到な計画のおかげで、夢の吊り橋を渡り、河原の景観を見ることが出来るルートで新井バス停へ戻った。
 行きには気づかなかったが、新井バス停からは今日登った山(要害山 コヤシロ山 実成山 尾 続山)の稜線がきれいに見えた。タイミング良くバスに乗り、上野原から帰路についた。
 皆、リラックス気分で心は下山講へ。帰りのアクセスを考え北朝霞で全員参加での賑やかな下山講となった。
 リーダーや先輩達の人間味溢れる素晴らしいお人柄、素敵な仲間達との触れ合いで初冬の楽しい山歩きが何倍にも楽しさを増した。リーダー、先輩達、仲間達に感謝! 楽しい一日をありがとうございました。

(W  記)




初冬の登山道にひときわ鮮やかな山ツツジ


登山道は落ち葉の絨毯


要害山頂上にて記念撮影


風の神様 メルヘンチックなお名前だけど、ここで風が吹いたら大変だ〜

コヤシロ山頂上にて記念撮影

夢の吊り橋 渡ってる人たちも夢多きツワモノ達