天 候: | 晴 |
参加者: | 13名 |
費 用: | 1710円 |
行 程: | 南浦和=西吾野―萩ノ平―高山不動尊―関八州見晴台―花立松ノ峠 ―黒山三滝―黒山=越生=南浦和 |
関八州見晴台へは約一か月前に、逆コースで山行が行われている。その際との違いは、越生側でのバス停が1停留所異なり、今回は黒山三滝を経由することであることだ。西吾野から足慣らし程度に舗装路を歩き、太い竹林を脇に眺めながら山道へ。小鳥がさえずりがしばらくの間追いかけてくる。その声に負けじとメンバーも囀る 否 楽しくおしゃべり。そろそろ休憩をと思った頃に萩の平に。今は廃屋となってしまった茶屋の前で、茶屋のありし日を偲びながら一休み。冬とはいえ、登りではほどほどに汗がにじむ天候。高山不動尊では蠟梅を愛で、拝めば乳の出が良くなるという大いちょうの気根に見とれる。境内の120段の階段を一気に登りきって、関八州見晴台へ。360度の展望と言いたいところだが、何カ所かは樹木に遮られ、看板に偽りありの感あり。それでも、富士山をはじめ、武甲山・両神山など奥多摩・奥武蔵・秩父の山々が、次の山行に誘いをかけてくる。冬に人気のハイキングコースゆえか、頂は次第に昼食を摂る人が増えてくる。越生側への下山路は急な下り、何度も振り返っては険しさを確かめる。花立松ノ峠を過ぎたあたり、灌木に絡むつる性植物の綿毛に日が当たり、桜の花が咲いたような光景を作りだしている。リーダーが愛用のオカリナを取り出し、何曲かを披露。山間でのコンサートに、やすらぎのひと時を過ごす。快適な歩みを取戻し、待望の黒山三滝へ。滝が二つ、男滝に女滝。清楚な流れに見とれる。そこから数分、三つ目の滝である天狗滝は浸食された谷の奥。周りの崖と相まって他の二つとは全く異なる厳しい様相を見せている。この近辺は何度か訪れているが、三滝を訪れたのは今回が初めて。十分に満足してバス停へ。 I.記 |
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