参加者: | 9名 |
コース: | 今回は信越トレイル全行程の後半・仏ヶ峰登山口から天水山の区間を歩いた |
1日目 曇り時々晴れ 仏ヶ峰登山口~関田峠 大宮駅6:50発あさま501号=長野8:03着/8:35発飯山線=戸狩野沢温泉駅9:36=送迎車でとん平10:00/10:15スタート・・仏ヶ峰登山口10:45・・仏ヶ峰・・小沢峠12:10・昼食12:40・・鍋倉山14:10・・黒倉山14:35/43・・関田峠15:35=送迎車で宿へ 前回歩いた記憶に新しいとん平スキー場から仏ヶ峰登山口へのルートはススキに囲まれ山々はすでに紅葉の真っ盛りであった。 登山口の標識を右折、開けた飯山盆地を眺めながら小沢峠へ向かう。ブナや漆などの色とりどりの紅葉を楽しみながらアップダウンの多い道を進む。1時間程で三等三角点に出るが標識も何もない。(HPで調べるとここが仏ヶ峰のようだ)当初、仏ヶ峰で食事の予定であったが、いつの間にか小沢峠に出たのでここで昼食。更にブナ林を進むと鍋倉山が見えてくる。途中、痩せ尾根があり注意して通過するとややきつい登りになり鍋倉山山頂に到着した。 集合写真を撮影後黒倉山に進む。山頂からは急な下りとなり、更にぬかった歩きづらい道を進み久々野峠を経由して黒倉山山頂に出る。更に雪で曲げられたブナの林をくぐりながら進むと頸城平野方面が見えてくる。途中モリアオガエルの産卵場所といわれる黒倉小池を経由し、やがて今日のゴール関田峠に到着した。 |
2日目 晴れ時々曇り 伏野峠~天水山(日程の都合で最終区間を2日目に変更した。) 宿7:30出発・送迎車で伏野峠8:05スタート・・須川峠8:50・・野々海峠11:00・・深坂峠11:55昼食12:40・・三方岳13:00・・天水山14:10・・松之山口駐車場15:00=送迎車で宿へ 登山口の須川峠からスタート、直後から急な登りが続く。遠く日本海や左前方の菱ヶ岳を見ながら登って行くと50分程で須川峠に到着。ここは越後と信州を結ぶ物流の峠だったそうである。 1時間程歩くと草紅葉の美しい西マド湿原が見えてくるが残念ながら近くには寄れない。明るいブナの林の中を進むと舗装された野々海峠に出る。更に進むと道路わきに遅咲きのオオイワカガミの花が咲いていた。 1時間ほどで深坂峠に到着、深坂峠と彫り込まれた大きな石碑があり新潟方面の展望が良い。再度集合写真を撮った後三方岳へ向かう。左下の新潟方面の展望を見ながら進んで行くと急な登りになり三方岳の山頂に出る。明るいブナの林を進むと天水山山頂だ。集合写真を撮影の後、松之山口駐車場へ向かう。急な下りであったがブナの林が素晴らしく、淡い緑と黄色の今までのブナ林と異なる何とも言えない色合いを見せてくれ、思わず歓声が上がる程であった。 山頂から50分ほどで駐車場に到着、送迎車にて宿に戻った。 |
3日目 曇り一時小雨後晴れ 関田峠~伏野峠 宿6:30出発・送迎車で関田峠へ7:10スタート・・梨平峠7:50・・牧峠9:00・・花立山9:50・・宇津ノ俣峠10:40・・幻の池11:10昼食11:30・・伏野峠12:55/13:30送迎車で一旦宿に寄り戸狩野沢温泉駅へ=15:11発の飯山線に乗車・・長野16:09着・16:23発あさま538号=大宮駅17:46 前夜の雷を伴った雨はやんだが関田峠の空は思わしくない。案の定歩き始めてすぐ雨が降り出す。急きょ雨具を付けて再度登山開始。梨平峠までは意外と急なアップダウンが続く。雨は間もなく止んだが展望はきかない。 何回かのアップダウンを繰り返し、雪で曲げられたブナの木をくぐったり跨いだりしながら梨平に到着。更に進むと霧にかすんだ牧ノ小池にでる。更に急な斜面を下ると牧峠に出る。ここから花立山前後の植生はもみじが多くなり、赤やピンク色の紅葉が美しい。 宇津ノ俣峠から急な登りを進むとここまで殆んど見えなかった景色がかすかに見えるようになった。幻の池は名前の通り正に幻想的で静まり返った池は何か出てきそうな雰囲気があった。ここで昼食。下がぬかっていたため何人かは立ったままの食事であった。 最終ポイントの伏野峠へ向かうとようやく霧が晴れ展望が良くなり、錦に染まった菱ヶ岳方面の展望は最終日を飾る素晴らしい景色であった。幻の池から30分程でゴールの伏野峠に到着、全員万歳をしながら前期を含めた6日間の行程を終了した。リーダーに感謝。 |
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