S137 奥多摩:御岳山(集中山行+懇親会)
  
期   日:2025年8月24(日)
参 加 者;男15名、女13名 計28名
費  用:7.200円 (交通費3700、懇親会3500) Aコース
行  程:(Aコース)南浦和8:26=御嶽9:55=御岳山ケーブル10:30-山楽荘12:00
      (Bコース)南浦和6:47=古里8:52/9:00-中ノ棒山11:10-大塚山11:35-山楽荘12:10
      (Aコースと合流) 山楽荘(懇親会12:30/14:30)-御岳山ケーブル15:08(解散)      
 
  (Aコース)
 青梅線御嶽駅に集合し、大揺れに揺れるバスに乗ってケーブル下へ到着。バスは超満員のぎゅうぎゅう詰めだ。そんなわけで増発された臨時のケーブルに乗ることができた。ケーブルはかなりの急勾配を6分で登ってゆく。滝本に着くと大展望台にて、Oさんが用意して下さった美味しいメロンを頬張りながら小休止。 丁度、レンゲショウマの開花時期と云う事で皆とても楽しみにしている様子。鹿よけの門を入るとすぐにも、森の中にひっそりと佇む妖精のようなレンゲショウマがあちらこちらに咲いていた。それぞれに見てまわり充分に堪能したところで、本日の目的である精進料理の山楽荘を目指して出発。道はとてもわかり易く途中に沢山の宿坊があり、江戸時代から営まれている宿坊も多くあると聞き驚くばかりだ。ちょうどよく昼に山楽荘に着く。こちらの宿坊もとても趣があり、主人に尋ねると築百二、三十年だそうだ。少し遅れて、Bコースの方々が大汗を拭き拭き座敷に入ってきた。さぞや暑かったことだろう…。お疲れ様です。では、手作り満載の美味しい精進料理とよく冷えたビールで乾杯!! とても楽しい集中山行を計画して下さったリーダーをはじめ、CL、SL、会計の皆様方ありがとうございました。

(F  記)

  
  (Bコース)
 今回は、イベント山行という企画で、A及びBの2つのパーティが、懇親会場である山楽荘で落ち合う山行、ハイキングクラブの一大行事である。 私たちは、古里駅から御岳山方面へ向かうBチームとして会場に向かうパーティとなった。 古里地区は、現在は奥多摩町に属しているが、かつては独立した村で、「ふるさと」ではなく、「こり」と読む地区である。この古里、周辺の白丸や沢井などの小村を合併した村であり、それぞれの駅周辺の集落を見ていると往時の繁栄を偲ばせる地域でもある。 Bチームは、古里駅から14名でスタート。駅前から1キロほどはアスファルト道を歩くが、お天道様とアスファルトの熱射で、温度計は41度を指している。体温がこのようであればベッドで唸っているところであるが、我々は黙々と歩いている。今日の目標は山頂ではなく懇親会である(笑)
 集落のアスファルト道路を抜け、山中の登山道に入った途端に気温は30度に下がり、文字どおり生き返った感がある。この先、冷たいビールが待っている(笑笑) 1時間ほど登ったところで林道に到着し大休止を取ることになった。熱中症予防のため、一同は水分や塩分、栄養を補給した。ゴールでは冷たいビールを補給する予定である(笑笑笑)  やがて尾根に登り上げると傾斜は緩くなり、風もかなり感じることができ気温は28度まで下がり、沈黙の一行もおしゃべりが増えていった。 おしゃべりが続く中で大塚山に到着し、最後の休憩を取り、気持ちは懇親会。ここからの山道は等高線に沿った日陰の巻道となり、足取りは軽やか、一路、山楽荘へ。 正午を過ぎ会場の山楽荘に到着したが、ケーブルを利用してきたAチームはすでに到着していた。
 懇親会の料理は、お米を除けばすべて地物であるという説明を受け、野菜や鹿肉、魚、こんにゃく、みそなど盛り沢山、買った食材は米くらいであるという料理は、お値段以上であり、加えてたいへん美味でもあった。山楽荘は、昼時にこのような食事を出さないが、今日は特別ということであり、会場を選んでいた方や企画された会長には大感謝である。 料理や山楽荘の様子は、クラブのホームページでご覧いただきたい。 懇親会後Bチームは、今が咲き時のレンゲショウマを見学し、ケーブル山頂駅で流れ解散となった。 懸念された熱中症も発生は皆無であり、参加者全員のお腹と気持ちが一杯になる真夏の山行であった。来年の企画も期待したい。

(N  記)



1 古里駅前に集合したBコース参加の13名。リーダー挨拶後出発。


2 40℃越えの一般道とは別世界。杉やヒノキのこもれびの登山道を行く。

3 登山道と交差する林道の日陰にて給水タイム。

4 飯森杉を通過。手入された杉並木の登山道です。


5 高度を上げた尾根道にそよぐ風は気持ち良い。

6 木陰の多い大塚山コース。大塚山山頂での記念写真は外せない。


7 懇親会を終えてもレンゲショーマ群生地に向かうBコース参加の面々。

8 レンゲショウマの蕾と花。さすがに“夏の妖精”です。



9 こちらはAコース。メンバーはケーブルカーで御岳山駅へ。
メロンの差し入れも!上はいくらか涼しい。

10 早速、レンゲショウマ群生保護地へ。可憐ですなぁ


11 残るは食欲!山道を宿坊へと急ぐ


12 お食事をいただいた「山樂荘」は、
川合玉堂や吉川英治も逗留した歴史ある宿坊


13 お料理は、旬の食材と薬膳を取り入れた優しい味!
美味しかった!


14 夜は宿坊となる部屋でお食事

15 お部屋は本当にいい雰囲気

16 お酒と料理、2時間たっぷり楽しみました

17 最後に皆さんで記念写真。お疲れさまでしたぁ!

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