期 日:2025年8月3日(日)~5日(火) 参 加 者;10人 歩 行;1日目/約5時間 2日目/約4時間 費 用:約55,000円 行 程:(往路)大宮発6:53(はくたか551金沢行き)=長野着8:03=バス長野発8:25=栂池高原着9:40 ゴンドラ 栂池高原駅発9:56―徒歩ロープウェイ乗り継ぎ 栂池自然園着10:40/11:10(昼食) (復路)バス 蓮華温泉発14:50=糸魚川着16:25=糸魚川発16:25(はくたか570)=大宮着18:47 1日目(8/5)晴れ コース 栂池高原登山口11:20―天狗原12:57/13:13―白馬乗鞍岳(2437m)14:49/15:14 ― 白馬大池山荘15:51 ゴンドラ乗り場の栂池高原駅上空は青々と夏空が拡がる。栂池高原駅から終点の自然園駅迄はゴンドラとロープウェイを乗り継ぐ。 眼下にはオオシラビソの枝先に松ぼっくりが夏の陽を反射して青紫色に輝き、シロオガセは高山に来たことを印象付ける。 針葉樹の先に連なる白馬連峰は、小蓮華山、白馬岳、杓子岳と残雪を抱き屹立して素晴らしい眺望である。 栂池山荘前で昼食後、栂池高原登山口より白馬大池を目指して歩き始める。 急な登りが続くが標高2200mの爽やかな休憩スポット天狗原のベンチで一休み。多くの登山者が交差する天狗原はアヤメやミツガシワが咲き景色のよい湿原である。 ここから、白馬乗鞍岳への登りは雪渓を歩き、巨岩がゴロゴロと転がった歩きにくい岩石原を進む。白馬乗鞍岳山頂は平な岩石原である。 白馬大池の青い静かな水面が臨め、ケルンがシンボルとして立つ。続く岩石原を白馬大池へと高度を下げる。 雪渓のある池の畔に立つ白馬大池山荘は、ハクサンコザクラやチングルマが咲く夏の佇まいはすばらしい。 夕食後は、明日も素敵な山歩きに期待し早めに就寝する。夜更け、雨音は聞こえたが1/fの揺らぎか目覚めず。 (H 記) 2日目(8/4) 晴れ コース 白馬大池山荘3:34→小蓮華山6:14/6:26→雪倉岳11:07/11:20→水平道分岐14:12/14:28→朝日小屋17:00 午前3:34に満天の星を眺めながら、白馬大池山荘を出発。日の出は船越の頭あたりでした。 三国境を過ぎると登山者は減り、お花畑が次々に現れて多種の花がたのしめた。 クワガタホトトギス、ミヤマキンバイ、キンポウゲ、フウロ、ショウジョウバカマ、シオガマ、タテヤマリンドウ、ホタルブクロ、 ジャコウソウ、シャジン、チングルマ(花、ワタゲ)、アキノキリンソウ、イワカガミ、コマクサ、ハクサンイチゲ、 ハクサンコザクラ、ウスユキソウ、ウツボグサ、エイレンソウ、キンコウカ、カライトソウ、キスゲ、ウサギギク、 ミズバショウ、キヌガサソウなど見られた。まだまだ沢山あり、名前を挙げきれない。 苦労して予約を取った朝日小屋に着き、色々な花が咲いているお花畑の中を歩いた長い1日が終わった。 (K 記) 3日目(8/5)雨・強風・晴れ コース 4:00行動開始―6:00朝日岳登頂―10:00花園三角点通過―16:00蓮華温泉到着 3日目は前日からの予報通り雨模様となり、雨具やザックカバーを装着して出発。 朝日岳山頂に近づいた頃から雨よりも風が強くなり、強風というか爆風というか前から横から後ろからものすごい風に吹かれた。 何とか全員で登頂し記念撮影を済ませ、大急ぎで下山。ある程度まで標高が下がると、いつの間にか酷い雨と風はウソのようにおさまり、 そこからは美しいアルプスの景色と可憐な花々に励まされながらこの旅の最終目的地である蓮華温泉を目指した。 しかし、この道が非常に長くて険しくて本当に疲れた。リーダーの言葉を借りると5年前より登山道が荒れてしまっていて、想定以上にきつい山行となったらしい。 そういうわけで予定よりも時間がかかったが、蓮華温泉に着いた後は絶景の温泉に浸かって3日間の疲れを癒し、バスはもう出てしまっていたのでタクシーを依頼して糸魚川駅へと向かった。 リーダー、ありがとうございました。ご同行の皆様、お疲れさまでした。 (K 記) |
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1 高度を稼ぐ
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2 白馬乗鞍岳山頂
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3 白馬大池と山荘
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4 夕飯いただきます!
2日目 2025年8月4日(月)
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5 出発後1.5時間でようやく日の出
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6 朝6時の小蓮華山山頂2766m
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7 雪渓をトラバース
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8 雪倉岳山頂2610.9m
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9 キヌガサソウ群生
3日目 2025年8月5日(火)
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10 朝日小屋を暗いうちに出発(前日撮影)
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11 風強すぎの朝日岳山頂2417.9m
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12 花の中を下山
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13 見晴らしの良い木道
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14 たくさんの花に出会えた山行でした
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