期 日:2025年7月25日(金)〜26日(土) 1泊2日 天 候:晴 参 加 者;6人 歩 行;1日目/約5時間 2日目/約4時間 費 用:16,300円(浦和起点) コース :7/25 大宮6:33(とき301号)=浦佐7:34/7:43(上越線)=小出7:52/8:00(ジャンボタクシー) =枝折峠8:50/9:10〜明神峠9:43〜道行山10:52〜小倉山11:43〜前駒13:45〜駒の小屋14:19 7/26 駒の小屋5:30〜越後駒ヶ岳山頂6:00→駒の小屋6:46→前駒6:59→小倉山8:03→道行山8:42 →明神峠9:44→枝折峠10:11/10:30(ジャンボタクシー)=小出11:30/13:09(上越線) =浦佐13:18/13:58(とき322号)=大宮15:03(解散) 7月25日、朝9時過ぎにタクシーで枝折峠に到着。ここから越後駒ヶ岳への山行が始まった。登り始めてわずか5分、すぐに汗が噴き出すほどの暑さ。よく晴れた空からは容赦ない直射日光が降り注ぎ、登山道は日当たりがよく、体力を消耗させる。木陰を見つけては立ち止まり、水分を補給しながら進む。登るにつれて視界が開け、荒沢岳や中ノ岳など、越後の山々が美しく姿を現した。暑さは厳しかったが、それに勝るほどの景色が心を癒してくれる。 やがて駒の小屋直下の岩場に差しかかる。やや難儀な岩場を越えると、そこには冷たい湧き水が待っていた。ほてった体と渇いた喉にしみる、まさに天の恵み。 駒の小屋は幸い空いており、2階を6人で使わせてもらうことができた。しばらく談笑したのち、持ち寄ったお酒で1日の疲れを癒し、それぞれ工夫を凝らした夕食を楽しむ。まるで学生時代の合宿のような気軽さと親しみがあり、自然と山談議にも花が咲いた。 夜、外に出ると、満天の星空が広がっていた。街では決して見ることのできない夜空の広がりに、しばし見入る。こうした体験こそ、小屋泊まりの醍醐味だ。 翌26日、早朝は濃い霧に包まれていたが、予定通り山頂を目指して出発。登山道の脇には、ニッコウキスゲやハクサンコザクラといった高山植物が色とりどりに咲き誇り、幻想的な風景をつくり出していた。山頂ではあいにくの濃霧で展望はなかったが、それでも登り切った達成感は格別だった。 一度小屋に戻り、荷物を整えて下山を開始。前日と同様、強い日差しの中の歩行となり、各自がそれぞれのペースで下っていく。暑さと疲労に耐えながら、何度か休憩を挟みつつ、4時間かけて無事下山。予定よりも1時間早く枝折峠に到着した。 帰路はタクシーで小出駅へ向かい、近くの蕎麦屋で下山の労をねぎらう下山講。再び山談議に花が咲き、楽しい余韻の中、新幹線でそれぞれの帰路についた。 越後駒ヶ岳に連れていってくださったリーダーをはじめ、同行してくださった皆さん、とても楽しい山行でした。感謝を申し上げます。 (S 記) |
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1 枝折峠登山道口に設置されているトイレ。
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2 遠方に魚沼三山の越後駒ヶ岳・中ノ岳が眺望できた。
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3 整備された木道階段を歩く。
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4 駒ノ小屋に設置されている水場。美味し~い。
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5 駒ノ小屋2階で夕食、我々だけで貸し切り。
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6 駒ノ小屋前で集合写真。
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7 越後駒ヶ岳山頂に設置されている1等三角点(越駒ヶ岳;2002.6m)。
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8 越後駒ヶ岳山頂で集合写真。
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9 越後駒ヶ岳山頂で霧が上がるまで暫し談笑。
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