2209  北海道:大雪山系登山
  
期   日:2025年7月12日(土)~16日(水)
参 加 者;13名
費  用:約120,000円
 
 7月12日(土) 晴れ
 羽田空港9時半に集合。10時55分発のJAL便は定刻通り旭川空港に到着。空港に降り立った瞬間、蒸し暑い湿気が肌にまとわりついて意外だった。 レンタカー2台に分乗し、どこまでも真っすぐに伸びる道を走る。車の左右には遠くの山々まで広がる。 目的地は旭岳のふもとにある旭岳温泉・大雪山白樺荘。予定より早く15時35分に到着。宿泊はテレビも時計もないログハウスの静かな二人部屋。 ここにいると、時間を忘れてしまいそう。温泉で暖まり、皆とお酒を飲む。 夕食で舌鼓した後、再び温泉に入り、お酒を飲む。明日から始まる登山に向けて、皆と楽しくのんびりと過ごした。

(S  記)


 7月13日(日) 晴れ
 眠気と静寂に包まれた朝5時20分、北海道最高峰旭岳を目指して出発。旭岳ロープウェイ山麓駅まではわずか5分。 始発は6時。すでに登山客たちが列を成していた。姿見駅まで揺られること10分。姿見駅を6時25分に出発。 足元はガレ場で一歩一歩が慎重を要する。時々吹く心地よい風が疲れを癒してくれる。9時10分に山頂に到着。360度のパノラマに立つ。 明日から登山予定の十勝岳や富良野岳が遠くに浮かぶ。期待と共に不安が覗く。 下山は旭岳から裾合平1周コースへ。旭岳の下りは砂礫の斜面で滑りやすくヒヤヒヤ。次に雪渓が続く。 アイゼンを装着してもらい、人生初の雪渓歩き。慣れてくると雪を踏むアイゼンの音が心地よい。自然と早 足になる。 間宮岳分岐で昼食を取る。中岳分岐から向かった中岳温泉では、渓流の岩陰から白い熱湯が湧きでている。 他の登山者たちと一緒に足湯を楽しむ。疲れた足が癒される。裾合平ではチングルマの大群生やイソツツジなど色鮮やかな高山植物が遠くまで咲き誇っていた。 16時10分に姿見駅に戻る。16時15分発のロープウェイで山麓駅へ。レンタカーで十勝岳温泉・カミホロ荘に向かう。 予定より遅く、18時25分に到着。19時の夕食では、登山の達成感とともに、大ジョッキで乾杯。豪華な料理と温泉が心身を満たしてくれた。

(S  記)


 7月14日(月) 晴れ
 コース 十勝温泉駐車場7:55→三段山分岐→上ホロ分岐→携帯トイレブース10:03 10:17
      →富良野岳分岐11:35→富良野岳12:20 13:12→富良野岳分岐→携帯トイレブース14:50 15:12
      →上ホロ分岐→三段山分岐→十勝温泉駐車場17:07
 13名で十勝温泉駐車場を出発。天候は快晴で、爽やかな空気の中、大きなフキとクマザサの登山道を周りの美しい山々を楽しみながら進んで行く。 登山道にはチングルマやエゾコザクラなど高山植物が咲き誇り、夏の花のピークを迎えていた。岩場を過ぎ、雪渓の心地良い風とともに可憐な高山植物を愛でながら富良野岳分岐をめざす。着くと強風にビックリ。目の前に広がる十勝連峰のスケール感に圧倒。時折やってくる強い風の中、眼下に広がるウサギギクとチングルマ、ヨツバシオガマが風にゆれている、美しいお花畑を楽しみながら登り12:20に登頂。山頂では360度の大パノラマが広がり、遠く大雪山系旭岳や十勝岳連峰を望むことが出来、登り切った達成感とともに自然の雄大さを改めて実感した。昼食後、足元に注意しながら慎重に下山、17:07駐車場に到着。北海道の大自然を五感で味わえる素晴らしい一日であった。

(I  記)


 7月15日(火)  雨後晴れ  
 台風の影響で昨夜十勝岳登頂が中止となる。 今日は朝から観光です。予定コースとしては、青い池、ファーム冨田、美瑛町のトラクターバス。 まずは、宿舎から近い青い池から。 この青い池は1989年十勝岳噴火による火山泥流火災を防ぐ為の堰堤工事によって偶然出来た人造湖です。なぜ青いのか。 それは白金温泉から涌き出るアルミニウムを含む水が河川の水と混ざり太陽光が反射することで青くなるそうです。   さて、次の観光はファーム冨田。あまりにも有名になりすぎてしまい自然より人工の方が上回っているように感じてしまったのは私だけでしょうか? ラベンダー畑を見終えた私たち。次の目的は?富良野メロン。 中にはそのメロンを食べ終えその足でメロンソフトクリームに。という方も。  この2日間長時間歩いたことから少々皆様方お疲れぎみでパラソル下の椅子ではコックリコックリ。  そんなことから次の美瑛町のトラクターバスに乗ることは中止となり夜の食材をゲットし早々に宿舎へ。十勝岳は中止になったものの楽しい一時でした。   明日の夕方には帰路に。

(O  記)

  
 7月16日(水)  
 北海道:大雪山系登山も最終日となる。 吹上温泉白銀荘を朝9時頃出発し、大人気の旭山動物園を目指す。 トンネル型の通路から空を飛ぶように泳ぐ「ペンギン館」、円柱型の水槽をアザラシが行き交う「アザラシ館」、「猛獣館」では豹が檻の中を行ったり来たり歩き回わっていたり、 恐ろしい巨大なヒグマが木の根っこを囓って遊んでいた。 しきりに大声で叫びながら見事な空中ブランコを見せてくれた手長サル、オランウータンの仲良し親子や赤ん坊をおんぶして歩き回るニホンザルなどなど、 いくら見ていても飽きない、あっという間の2時間が過ぎた。 昼食はラーメン村でご当地グルメの旭川ラーメンでお腹を満たし14時頃旭川空港へ、空港でレンタカーを返却し、 搭乗手続きをすませ、フードコートでお疲れさまの乾杯をして、16時20分羽田空港への出発までしばし、4泊5日の北海道山行の余情に浸る。
 リーダー、サブリーダー、ドライバー担当のお二人、会計担当その他諸々お世話になりましたご同行の皆様に感謝します。

(T  記)




1日目 2025年7月12日(土)


1 羽田から旭川空港を経由し、レンタカーで大雪山白樺荘へ


2 5日間の相棒は、2台のワンボックス。これで13人が移動

3 明日の鋭気を乾杯で養う!

4 すでに温泉に入っちゃったもんだから、メートル上がってます(古っ)




2日目 2025年7月13日(日)

5 ロープウェイの姿見駅を降りると、この眺望。テンションアップ!

6 いよいよ登山開始!旭岳の標高は2,290m


7 途中からの景色がこれ!遮るものが何もない


8 反対側はこんな感じ。頂上まではまだまだ。見なきゃよかった

9 全員元気に頂上に立つ!けっこう皆さん余裕。さすがHC浦和


10 頂上からはこの景色。言葉がない

11 下りにはまだ雪渓が! 7月の終わりまではあるらしい

12 .下り途中のご褒美。乙女たちの足湯

13 チングルマの群生地で記念写真。キレイだったー

14 2〜3日目の宿「上ホロ山荘」で疲れを癒す。
リーダーの音頭で乾杯!





3日目 2025年7月14日(月)


15 3日目は富良野岳(標高1,912m)

16 けっこう危ういトラバースなどあり!慎重に進む

17 写真には写らないけど、メチャ風強い!

18 富良野岳も制覇!シュワッチポーズで記念写真。
手からビームが出てますっ



19 サクっと下山し、上ホロ山荘で肉汁溢れる富良野牛の陶板焼き。んまい!



4日目 2025年7月15日(火)


20 4日目は台風の影響を考慮し、登山は中止。
青い池やファーム富田を回ることに。


21 ここも北海道にきたーって感じ! 皆さんいい笑顔

22 ラベンダーもキレイだったー

23 まぁ、花より団子とも申しますし。


24 メロンも美味いし、言うことはありませぬ。



5日目 2025年7月16日(水)


25 最終日は旭山動物園を見学し、
ラーメン村でお腹を満たして帰路に。


26 5日間の長丁場。満足度の高い山行でした!
お疲れさまでしたぁ!


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