期 日:2025年7月5日(土)~6日(日)1泊2日 参 加 者;9人 歩 行;1日目/約9時間、2日目/約6時間 費 用:約23,000円 コース :1日目(7/5) 曇り一時小雨 大宮 6:33発(とき301新潟行き) 浦佐着 7:34 保久礼登山口9:00→守門大岳11:50/12:20 →青雲岳14:15→守門岳14:35 /14:45→(二口コースを下る)→二口の駐車場18:20 浦佐駅より今日の宿大雲沢ヒュッテの車で登山口まで送っていただく。 駐車場は車で一杯。宿泊用の荷物は車に残し、身軽になって目の前にそびえる大岳を目指していざ出発。 ハルゼミとウグイスの鳴き声に励まされ背中を押されるように急坂を登る。 ツルアリドウシ、ギンリョウソウ、ウラジロヨウラク、ゴゼンタチバナ、マイズルソウなど次々と現れ、目を楽しませてくれる。 左右の壁にモウセンゴケがビッシリと群生している事でも分かるように湿気が多く、ツルツル滑りやすい道だ。 大岳で30分程昼食タイム。この山行一番の目玉、ヒメサユリが姿を見せる。 『みなみらんぽう』がこの花を評して、「濃いピンクでうつむきかげんに咲き、風に揺れる姿は恥じらって身をよじっている乙女のように見える」と書いていたが、まさにその通りだった。 かつての我がワイフもそうだったなどと思ったりする。香りも素晴らしい。草丈は40㎝程。 色は薄いピンクから濃いものまでいろいろ。一株に1~2輪が普通だが中には7輪も付けているものもあった。 登山道の周りをピンクのそれがビッシリ埋め尽くしているのだ。 青雲岳(あおぐもだけ)、守門岳(袴岳1537)と進み、大岳分岐より二口コースを下る。 この山、浅草岳も含め、下りはかなり厳しい。登山道は深くえぐれており、私のように胴長短足の者には下山時足がスタンスに届かないのだ。 また、ひとたび雨でも降ろうものなら周囲からどっと雨水が流れ込み、谷川と化し、ジャブジャブと川歩き状態になる。 靴の中もズボンも泥水まみれになってしまう。8年前に来た時は、地元の人などは長靴をはいていたほどだ。 今回は雨が降らなかったのは幸いだったが、下りにかなり時間を食った。 二口の駐車場で大雲沢ヒュッテの車が迎えに来てくれる手はずになっていたが、約束の時間よりかなり遅くなってしまった。 山の日の暮れは早い。ヘッドランプの用意をする。熊さんの活動時間も間近だ。かなり焦った。 コース :2日目(7/6) 晴れ ネズモチ平駐車場8:10→桜曽根登山口と山頂との分岐11:00→ →浅草岳11:25/12:00 →桜ゾネ広場(浅草の鐘)14:06→ネズモチ平駐車場14:45 浦佐 18:00発(とき334) 大宮着 19:11 解散 宿から車でネズモチ平駐車場まで送っていただく。Sさんを先頭に元気に登る。宿でぐっすり眠り、たっぷり朝食を食べたせいか今日は快調だ。 桜曽根登山口と山頂との分岐までかなり長く感じたが、そこを過ぎると雪渓が現れ急登もなくなり、歩きやすい道となる。 雪渓では軽アイゼンを持ってきていたが今までの経験上、この程度では必要ないと勝手に判断し、私は付けなかった。これは失敗だった。 実際歩いてみるとかなり堅くしまっているようで、おそらく下の方は凍っているらしく、蹴り込んでもステップが深く刻めないのだ。したがって滑りやすい。 登りは良いのだが、下りにはかなり神経を使った。ここからもヒメサユリ、シラネアオイ、イワカガミ、ニッコウキスゲ、イワイチョウ、ワタスゲの咲くお花畑が楽しめた。 浅草岳山頂(1585m)で昼食。トンボが沢山飛んでいて、心配していたブユ(ブヨ)には出会わなかった。 下山は分岐まで戻り、桜曽根を下る。桜曽根広場よりネズモチ平駐車場に向かう。途中、登山道の横で偶然サンカヨウの花に出会う。 駐車場には予定時間に到着。迎えに来てくれた大雲沢ヒュッテの車で浅草岳温泉に行き汗を流す。その後、浦佐駅まで送っていただいた。 (K 記) |
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1 守門岳集合写真
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2 宿泊の大雲沢ヒュッテ
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3 浅草岳集合写真
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4 ヒメサユリ
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5 ヒメサユリ
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