959 笠山

2013年11月9日(土)

天 候:
参加者:7名
費 用:2670円
行 程:小川町駅=皆谷バス停―萩平分岐―笠山―七重峠―堂平山―白石峠―白石車庫=小川町駅

 ミカンやユズ、そしてカリン等が目につく山里を歩きながら笠山を目指す。ヤマニシキギの別名を持つマユミの実にも暫し目が留まる。里山の景色に、のんびりしていたい誘惑にかられる。花の少ない今の時期に、モリアザミが凛とした雰囲気で咲いている。何度か林道を横切りながら高度を稼ぐ。秩父七峯縦走ハイキングコースでもあるためか、標識が整備されている。足元に敷き詰めたような枯葉の柔らかな感触に、安らぎを覚える。黙々ともくもくと登り、秋を堪能し尽くしたころに笠山の山頂に到着。笠山神社が寒風の中にひっそりと。温度計は5度を表示しており、降れば雪混じりになるのではと、天候が気になる。神社の陰で風を避けながら昼食。リーダーが沸かしてくれたコーヒーが美味しく温かく、有り難かったぁ。早々に堂平山をめざす。笠山の下りは急傾斜、そしてしばしの尾根歩きでの紅葉観賞の果てに、堂平山直前でまたまた急な登りにあえぐ。しかし、パラグライダーテイクオフ用の芝生の原の先に、天体観測ドームが現れほっとする。山頂に立ったものの、霧が吹き上げてきて、視界は効かない。真っ赤に染まるモミジを眺めながら、白石峠を目指すと、二つ目のパラグライダーテイクオフエリアで、偶然にも飛び立たんとするパラグライダーに遭遇。我々だけが見守る中、数歩走っただけで、ふわっと空中へ。そのあっけなさにただただ感心する。アケビの蔓などが絡み合う樹林の山路をひたすら下り、予定の白石車庫バス停に下山。秋を満喫した山行の幕を無事閉じた。

I.記

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