937 北アルプス・黒部五郎岳

2013年8月23日(金)〜26日(月)

天 候:雨・雨・雨・晴
参加者:3名
コース: 1日目:大宮駅=東松山IC=新穂高温泉~わさび平小屋~鏡平山荘(泊)
2日目:~双六小屋~双六岳~三俣蓮華岳~黒部五郎小舎(泊)
3日目:~黒部五郎岳~黒部五郎小舎~三俣蓮華岳(巻道ルート)~双六小屋(泊)
4日目:~鏡平山荘~わさび平小屋~新穂高温泉=東松山IC=大宮駅

1日目:空を見上げながらも、車は新穂高温泉の駐車場に到着した。手早く支度を整え、いざスタートだ。歩き始めて約1時間半、雨が降り始めた。わさび平小屋で一休み。天候は全く回復の見込み無し。秩父沢を通過する頃には、雨脚が一層激しさを増してきた。遠くで、今何か?ゴロロロロ・・・低い音が聞こえた。雷だ!まだ遠くだと思いながらも心は穏やかではない。山道が少しずつ滝のように変わって行くのが分かる。怖い。それでもグループは黙々と今夜の宿を目指し、びしょ濡れながらも無事、宿に到着した。
2日目:朝食を済ませ、午前7時に宿を出発。今朝の天気は曇り。スタートして直ぐに雨が降ってきた。いい事無いな・・・と落ち込んでいると。双六岳を三俣蓮華岳へ向かう途中(丸山あたり:2,854m)ライチョウに出会った。しかも3羽だ。可愛い。近くに寄っても逃げない。なんてラッキーな事だろ~。いきなり気分が良くなった。
3日目:本日は黒部五郎岳にアタックだ。主だった荷物は宿に置かせていただき、必要な荷物だけをサブザックに入れ込む。午前5時15分宿を出発。また雨が降ってきた。ガスの中を悶々と進む。稜線に出て、風が非常に強い、と同時に非常に寒い。目標は、黒部五郎岳の山頂(2840m)のみ。登頂と同時に直ぐにピストンで引き返した。喜びは帰ってからにする。
4日目:双六小屋で目を覚ます。午前5時、朝食を済ませ小屋の外に出た。天気はすこぶる快晴。さすがに今日は雨具の用意は要らない。ザックに仕舞い込んだ。
 コースは、誠に楽しいコースでした。しかしながら、雨にたたられたことが心残りです。機会があればまた訪れたいと思っています。

H.記

編集者注、投稿者より写真の説明がありませんでした。皆様ご自分で想像してください。
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