914 嵩山

2013年5月16日(木)

天 候:
参加者:8名
行 程: 道の駅「たけやま」12:03ー小天狗12:33-39ー不動岩12:51-57ー天狗の広場13:02-23
ー胎内くぐり13:27-34ー大天狗13:53-14:14ー弥勒穴14:33-46ー道の駅「たけやま」14:54

 JRが早朝より不通で、集合時刻には動き出していたがダイヤは乱れ、高崎駅で目的の吾妻線列車に乗ることができなかった。次の列車は、1時間40分後!
 昼近くになってようやく中之条駅に降り立ち、早速タクシーで登山口である道の駅「霊山たけやま」に向かう。準備運動もそこそこに、ちょっと空腹を覚えながら登山を開始する。小さな山なのですぐに頂稜にのぼりつき、まずは小天狗、そして不動岩に登る。不動岩は鎖がかかり、頂上も切り立ってなかなかスリリング。周囲の景色に見とれたあと慎重に鎖場を降りて、天狗の広場でようやく昼食にした。
 ここからは稜線をミニ縦走するのだが、途中稜線を離れ胎内くぐりに立ち寄った。ここには巻尺が完備され、腹囲を測って基準以下なら通行可というもので、今回の参加者は全員難なく通過できた。チャレンジ前にはちょっと不安だった人も、自分が通れると急に強気になり、支部会員の誰かさんと誰かさん、・・・・・・、は絶対無理だなぁなどと、人の心配をするようになった。
 稜線を歩き続けると、かつて本丸があったという実城の平(別名無常の平)というところにでたが、ぐるっと周囲が観音像で囲まれており異形な感じ。ここからは長い鎖をたどって、三角点のある大天狗へと登る。岩場とは言え傾斜は緩やかで、鎖も新しい、握りやすい太さのもので安全に登っていける。たどり着いた大天狗も切り立った狭い頂上で眺望もいい。寒気が入って、荒れ気味の天気予報であったが、どうやら雨の心配はなさそうだ。さぁ、あとは下るだけだ。
 よく整備された東登山道を降りていく。途中、弥勒穴という、絶壁に開いた横穴を見物して、目にも鮮やかな新緑の中に、点々とヤマツツジの咲く道をくだる。ほどなく道の駅に降り立ち、ここでリーダー心づくしのコーヒータイムとして今回の山行を終了した。歩き足りない人もいたかもしれないが、なんとなく童心に還ったような心楽しい山登りだった。  

O.記

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