876 四阿山スノーシュー

2013年1月12日(土)

牧場に入ると一気に展望がひらけ、屏風を広げたように北アルプスが見える。

 素晴らしい晴天のもと、一路四阿高原ホテルを目指す。道路の積雪はほとんどなく、順調に駐車場に着いた。それぞれに服装を準備し、歩き始める。牧場までの林間の道は、積雪も少なかったが、牧場に入った途端、腰近くまで潜るほどの積雪で、ここからスノーシュー装着となった。
 なだらかな高原状の牧場をゆっくりと登っていく。先行者のトレールにとらわれることなく、自由にルートを選んで登っていく。雪山の楽しさがここにある。登るにつれ上信国境の山々が低くなると、八ヶ岳やその先に南アルプスの山も見えてくる。きっと頂上は360度の大展望だろう。気はあせるが、雪道ではあまりピッチはあがらない。
 ようやく頂稜にたどり着き、やや細くなった稜線を辿って、急斜面を登りきると待望の頂上に着いた。ここで初めて東側の展望がひらけた。はるかに真っ白な谷川連峰が見える。無雪期なら一番簡単にこの山に登れるパルコール嬬恋スキー場からのコースにトレールはない。天気はゆっくり下り坂らしく、北アルプスは雪雲に隠れてしまった。登頂にだいぶ時間がかかったので、そそくさと下山にかかる。
 大股で、スノーシューの浮遊感を楽しみながら、ぐんぐんと下る。里宮があるはずのところに差し掛かると、テントを張っているパーティに出会った。ちょっと羨ましい。牧場に降り立てば、幻日のかかる空の下、斜光線に浮かぶ山々を眺めながらの下山だ。夕暮れ時の山を楽しみながら駐車場へと戻った。

O.記

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