850 蓼科山から亀甲池と双子池

2012年10月27日(土) 本部合同

天祥寺原にて一瞬だけの青空と蓼科山

 大河原峠から蓼科山に登り、亀甲池と双子池を訪れる周回コースを16名の参加者で歩いた。期待していた蓼科山からの展望は全く得られず残念であったが、天祥寺原ではカラマツの紅葉が見事で、参加者からは感激の声があがった。亀甲池は、天候不良のせいもあって、ほの暗く静謐な雰囲気だ。そして霧の中、最後の登りを終えて辿り着いた双子山は、気持ちのいい草原で開放感あふれる頂上であった。
 実働5時間あまりのコースだったが、数日前に降った雪が岩の上に残り、ただでさえ歩きにくい岩くずの道が、より一層神経を使う状況になっており、参加者の中にはかなり疲労感を覚えたメンバーもいたようだ。この時期の高山は、天気がよほど良くないと快適な登山にはなりにくいことを、今更ながら実感する山旅だった。
←登りはじめてしばらくでの休憩。周囲に雪が残っている。
蓼科山頂上目前の登山道をゆく。→
←一等三角点の脇で、全員の記念撮影。
頂上で風を避けながら昼食にする。→
←将軍平への戻り道は、薄く残った雪のせいで、神経を使う下りだった。
今シーズン最後?の週末のためか人出が多い。将軍平から今日はじめて見えた蓼科山頂上。→
←静かな亀甲池で小休止。
双子山頂上は霧の中。晴れていればさぞかし、と思う開放感。→
 大河原峠への帰着が予定より遅くなったので、温泉には寄らずに熊谷に向かった。高速道路は、ちょうど花園ICの少し手前から渋滞となったが、ほどなく高速道路を下りることができ、順調に熊谷駅に帰り着いた。

(O記)