志賀高原/志賀山~硯川

2012年9月22~24日(日)  H24リーダー会シリーズ9

扉

1日目
  初日はお彼岸のためかバスは渋滞に巻き込まれ、埼玉を出るまでにだいぶ時間をとられたが、硯川温泉についてからは、のんびりと温泉を愉しみ、明日からに備える。 

2日目
  雨予報がばっちりあたり、朝からちょっとめげそうな降りだ。この日は、「芳ヶ平を歩るき隊」と「温泉三昧味わい隊」とに分かれて行動することに。カメラは芳ヶ平組に同行する。
 志賀草津高原ルートを走る路線バスに乗り、渋峠で下車。ここから芳ヶ平へは下り道なので雨でも苦にならない。ただし、濡れた木道は要注意だ。三ッ池をめぐり、浮島の草紅葉と池塘がしっとりと調和するのを愛で、ときおり真っ赤なナナカマドやゴゼンタチバナの実が鮮やかだ。熟れたクロマメノキの実をつまみながら行くと「硫化水素ガス発生地区につき、立ち止まらずに歩いてください」の看板が立てられている。登山道は、ここって川?と思えるほど、硫黄で白く濁った水が流れ、ほとんど渡渉の気分で愉しい。
 宿に帰りつくとすぐに温泉にドボン! 山&温泉プランのありがたさを満喫する。

3日目
 天気予報では、午前中は曇マークだったので、早朝6:00に宿を出発。先に志賀山に登る時計回りルートで歩く。雨装備をしていても気温が低いせいか快適に歩ける。
 道の両側にはリンドウが可憐だ。まず渋池で朝の笑顔。早朝の湖面は静謐で美しい。志賀山の登山道に入ると一転、足元は大木の根が張りだし岩がゴロゴロとし気が抜けない。2,036Mの志賀山山頂は、地元出身のYさんも初登頂とのことで、笑顔で記念写真。
 次のピークは、志賀山より数メートル高く、志賀山神社も祀られているのに、何故か裏志賀山と呼ばれている。不思議だな~。
 四十八池めぐりへは、結構下るが、木道を歩きはじめると次々に草紅葉の浮島とそれを映す池塘の水面があらわれ、心が洗われるようだった。湿原の端に東屋があり、リーダーが入れてくれた熱い珈琲を味わっていると、突然のどしゃぶり。一瞬の差で濡れずにすみ一同ホッとする。
 帰りがけ、ちょっと寄り道をして双子池にまわる。深い森を抜けると美しい池が、のシテュエ―ションを愉しみ、静かな散歩をしめくくる。(他に登山者はいなくても、賑やかなのは いつものとうり。元気がなによりの支部なのだから....。)

T.記

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