838 八ヶ岳/麦草峠から阿弥陀岳

2012年9月1日~2日(日)

夏沢峠は風雨強く、ここで縦走を断念、下山することにする

 長野新幹線佐久平駅から2時間近くバスに揺られて、標高2100メートル余りの麦草峠につく。
 今回も交通機関を存分に利用して、八ヶ岳の頂上稜線の一角から縦走を始める。が峠を出発するころから、既にパラパラと小雨が降り始め、山の上は平地の天気予報よりだいぶ悪いことを実感する。さて、どこまで行けるでしょうか。
林間のコースを緩やかに登っていくと、丸山に着く←。林間なのであまり雨も気にならない。
丸山のピークを降りるとすぐに高見石に着く。大きな岩が折り重なる様に堆積している。→
←さらに一時間ほどで中山に着く。初めて青空が覗き、諏訪湖の湖面が光って見えた。今夜は花火大会があるらしい。
中山頂上では→このまま晴れないかしらと期待するのも虚しく、歩き出したらまた、雨。しかも段々と本降りになり、天狗岳の頂上もちょっと立ち止まっただけで、ほぼ素通り。
雨は降りしきるが風が大したことないので救われた。根石岳山荘に到着してさっそく談笑。←
こじんまりとした小屋だが、食事もおいしく→、稜線上にあるのに何と入浴ができる。
翌日は夏沢峠で風雨強く、これ以上の縦走を断念して下山する。本沢温泉まで降りれば、嘘の様に静かで明るい空になる。←
さらにみどり池ではもう雨の心配はない感じ。旗を出す余裕も。→
 あとは、軌道跡のなだらかな道を辿り、稲子湯へと向かう。やがて空には晴れ間も覗き、平地は天気予報のとおり、結構いい天気だった様だ。稲子湯でいかにも温泉らしい、卵臭い湯に浸かって、またいつか来ましょうと話し合った。

(O記)