期 日 | 2012年6月17日(日)~19日(火) 晴、晴、雨 |
参加者 | 15名 |
費 用 | 15500円 |
バスを仕立て、高遠にある「国立青少年自然の家」に2泊し、周辺の手頃な山、三山に登ろうという愉しい企画にのり、梅雨時なので雨も想定内で参加する。宿泊した「自然の家」は朝夕に集会があるのを、少々ガマン!すれば、1泊3食付き3,000円に満たない安さの、我々向きの施設で、風呂も広く、ログハウスを一棟貸し切れるのも魅力だった、なんて、登山の報告が後回しになって、どうもどうも。
この日はよく晴れて暑かったのなんの。全員汗だくで登頂。そのせいかどうか小さなアブがしつこく飛び廻って、歓待してくれた!山頂は展望がよく、アブもなんのその、ゆったりとお弁当を愉しんだ。 | |
登山口。登山者名簿はいらないよ。ここから一気に200段の直登の階段を上らせられる。 | |
左手に「茸山につき、立ち入り禁止」の看板の赤松林を抜けると、展望が開け‘かっとり城’跡にでる。 | |
ムムム、という避難小屋の脇を登り、また、直登を我慢して山頂へ。 | |
みんな頑張ってしっかり登ったご褒美に、ちょっと観光。諏訪大社上社本宮を参拝し、一之御柱の前でパチリ。参道のおみやげ屋さんに入り込んで食べた心太の美味しかったこと! |
今日はお絵かき三昧、という3人を高遠の街に降ろして、バスは、こんなところを良く行けるなと思える道を登山口のあるキャンプ場まで入る。登山口からは、厚く落ち葉の積もったフカフカ道を気分よく歩く。落葉松や赤松、橅、柏、水楢などがほどよく混じり合った林は黄緑色一色だ。林床にはまだ可愛いギンリョウソウ、ひっそりとギンラン。金名水で喉を潤す脇にはクリンソウがすっきりと咲く。ワイワイとシャッターを押しながら歩くと西峯へ飛び出す。三角点峰の東峰には、なぜか新しめの観音様がいらっした...。
様になってる?太極拳。先生の指導がよろしいので。 | |
二晩とまったログハウス「空木」 | |
さあ、今日もしっかり登るぞ! | |
「馬止めの松」の脇を行く。昔村人が共有地へ草刈りに入るとき、馬をつなぐ目印にした松。ここで馬の背に草をのせ、村へ帰ったという。 | |
山頂からは中央アルプスがくっきり。 | |
観音様を囲んで。 | |
今日もサプライズ。高遠城跡を散策。満開のコヒガンサクラを思い浮かべながら...。 |
3日目はさすがに台風も近ついてきたのか、雨になる。カシガリ山はコースタイムも短いので、登ろうと云うことになり、車山渓流公園から歩きはじめる。雨にぬれて緑が一段と鮮やかだ。浅い笹薮の踏み跡をたどったが、途中から不明瞭に。リーダーの判断で戻り、ゴールに予定していた駐車場の方からの往復にする。
車山高原や霧ヶ峰の間に位置する高度のためか、ガスが濃く流れる。しかし、たどる道は草原のなかの平坦な道で、白樺や落葉松が白い霧に浮かびあがり、目のとどく限りレンゲツツジが咲き誇り、まさに幻想的な美しさだった。晴れていれば大展望の高原なのだろうが、この時期ならではの、この味わいも捨てがたい。
帰路は台風を背後に感じながらの走行で、愉しい三日間の幕を閉じた。
別荘地の美しい緑の中を歩きはじめる。 | |
渓流をわたり、 | |
笹薮をわけて、1時間ほどは歩いたろうか。 | |
水辺にクリンソウがスッくと。 | |
運転手さんに見送られて、出直しのスタート。 | |
鮮やかなレンゲツツジが続く。 | |
ますますガスは濃くなる。足元には、白いスミレも。 | |
ここが山頂!みんなでピース、は、無し。でも、しっかり腹ごしらえはすませたよ。 |
T.記