NO 811 安戸城址~腰越城址(秩父)


期 日2012年5月13日(日)
参加者18名
天 気晴れ
費 用2,500円
 今回山行の集合場所東武線川町駅に降りると、そこには元気溌剌な山姥(やまんば+バァ)と山爺(やまんじ ※ジィの+はない)が大賑わい。GW一週間後の当日は、GWのぐちゃぐちゃした天気からやっと開放され、抜けるような空の青さの天候に恵まれました。
 登山口へ行くバスは既に満員なのに、次に到着した電車から降りて来たハイキング客全てを乗車させようとしてギュウギュウ詰めにするが、なかなか乗車できず一向に発車しない。親切心はよいが、逆に行楽シーズンのサービスの悪さを感じさせながら何とか出発。登山口の都沢入口でやっとのこと降車。春のハイキングシーズンの一場面を見せられました。
 山行コースは、比企の山々の新緑を楽しみながら城巡りをするというよきハイキングコースとなっており、まず、戦国時代この地を治めた上田氏の重臣が居城したといわれる安戸城址に登る。木々の間からしかのみ安戸の町をながめることはできませんでしたが、それでもこれに続く上りの尾根からは、コースの折り返し地点となるであろう細密山(細密山は望むことができませんでしたが)から官の倉山に続く山行コース尾根の眺望を満喫することができました。
 その後は青空の天気のもと、新緑の木々に囲まれた尾根を、時々の爽やかな風に吹かれての上り下り。細密山で雪の帽子を被った男体山をかすかに望みながら昼食。また尾根を上り下りし、官の倉山でゆったりと秩父の山々など四方を見渡して登頂気分を味わう。隣の石尊山からは、途中、可憐な山野草を愛でながらも滑り降りるようにして最後の目的地腰越城に到着、一休み。
 戦国時代に築かれた典型的な山城で、松山城主上田氏の家老山田氏の居城。堀、郭など縄張がよくわかり、戦国時代の歴史のロマンを感じてバス停まで下山。一時間に一本の帰りのバスに乗り遅れたが、タクシーを待つ間太極拳のご指導を受け、やや疲れた?心身を整えるという貴重なひと時を過ごす。
 解散地小川町にて、本部参加のAさん(小川町在住)行きつけの蕎麦屋で手づくりのおいしいつまみをつまみながら一杯、また蕎麦を堪能して解散。よきハイキング日和に恵まれ、爽やかな一日を過ごすことができました。

(M記



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