No. 1437 奥日光・日光沢温泉?奥鬼怒湿原

期   日:2018年10月4日(木)?5日(金)
天   候:両日とも曇り
参 加 者 :8名
費   用:約13,500円(宿泊代、ジャンボタクシー往復他、東武鬼怒川温泉駅までの交通費は別途)

コース   1日目: 東武栗橋駅8:04=鬼怒川温泉11:20=(ジャンボタクシー)=女夫淵駐車場
           12:00/30(昼食)−(林道歩き)??日光沢温泉14:40宿泊
      2日目: 日光沢温泉7:15?オロオソロシの滝展望台10:05/20?奥鬼怒湿原南端11:05
           ?周遊11:25−アスナロ説明板12:00/25(昼食)?オロオソロシの滝展望台13:52
           ?ソロオソロシの滝展望台13:29?日光沢温泉13:50/14:30?(ジャンボタクシー)
           ?鬼怒川温泉16:40(解散)

 1日目の日程は東武栗橋から奥日光の日光沢温泉の宿まで。天気予報があまり良くないのと、女夫淵温泉から宿の日光沢温泉までの歩行3時間が気にかかる出発だった。しかし女夫淵温泉の少しかび臭い休憩舎での昼食の後は、ここちよい歩きだった。空は曇りながらも安定し涼しい中の歩行だった。数日前の大雨の影響で遊歩道は通行止めとなり、林道歩きに変更 (リーダーの下見と情報収集に感謝)。林道歩きも山の木々、山の合間から流れ落ちてくる水しぶき等、秋を感じさせる風情があり、心地よい歩きだった。 2時間45分の歩きで3時前に宿に到着。宿に着いてからはサンボ(宿の出動中の柴犬)を撫でまわしたり、散歩、温泉入浴、 こたつが置かれ落ち着いた雰囲気の部屋で憩いの時間を過ごす等して初日を終えた。
 2日目、起床時は青空、出発時はガスの中、いつ降るかという空模様の中で山行開始。宿の建物の下が登山道の出発点。 少し歩くと鬼怒川が見えてくる。川幅の狭いところを一箇所だけ渡渉する。急登が続くがリーダー、サブ、ベテラン達の連携で30分おき位に休憩が入るリズムが取られて助かった。 ヒナタオソロシの滝、オロオソロシの滝の展望台は休憩に良いポイントばかりでなく、紅葉の始まりを楽しめた地点だった。展望台から奥鬼怒湿原の南端まで一時間半位登ったが、 これは少し長く感じられた。湿原に入ると木道整備で働く6名の姿が目に入った。湿原はこの人達と我々8名だけの世界だった。幅の広い木道は歩きやすく快適だった。 整備の人たちが優しく譲ってくれたベンチに座ってまずは休憩。
  湿原は静かで、周りの木々を映しこんだ池塘は濃い緑で濃紺のようでもあった。風が吹くとさざ波を立てる池塘もあった。 一瞬小雨がぱらついた時、ガスの中に木々の姿が半分薄れるように隠れる様子が見られ湿原が持つ幻想的な世界を味わうことが出来た。 避難小屋を経た木道一周はあっという間に終わり、整備の人たちに別れを告げて湿原を後にした。下山は来た道を順当に下ることが出来、13時 50分に宿に到着した。帰りは、リーダーの手配で宿までタクシーが来る事になり林道歩きはなくなった。 林道歩きがなくなり浮いた時間はタクシー運転手の人が中国の山かと思わせるような瀬戸合峡の観光ガイドをしてくれた。
 今回の山行は、湿原でのパラパラの雨以外降られることもなく、下山の林道歩きもなくなる等、恵まれたものだった。 緻密な計画のもとに、天気も運もひきよせてくれたリーダーに感謝します。

(T 記)




鬼怒川温泉駅前にてジャンボタクシーに乗り、女夫渕温泉駐車場まで快適に移動。


日光沢温泉まで林道を歩く。途中の手白沢付近で、滝を見ながら一休み。


宿泊の日光沢温泉の玄関で、看板犬のサンボと到着の記念写真。


奥鬼怒湿原に出発の準備

オロオソロシの滝展望台。色とりどりの紅葉を見る。

奥鬼怒湿原に到着

草紅葉の湿原で一休み。木道の付け替え工事の資材が置かれている。