NO.1425  根石岳〜天狗岳

期   日:2018年6月30日(土)〜7月1日(日)
天   候:晴れ
参 加 者 :11名(男性4名 女性7名)
費   用:約20,000円

(S 記)



第1日目

コース   大宮7:18(あさま601号)=佐久平8:18/8:31(小海線)=小海駅9:16/9:23(小海町営バス)=
     みどり池入口10:02/10:15=しらびそ小屋12:00(昼食)=本沢温泉分岐=本沢温泉14:05=
     夏沢峠15:35=根石岳山荘16:30(泊)

 前日の29日「関東甲信地方が平年より20日程早く梅雨明けしたとみられる」という発表があり、連日の猛暑から逃れるように八ヶ岳を目指した。新幹線、小海線、バス、を乗り継ぎみどり池入口からしらびそ小屋を目指し歩き始めるも無風の山中はやはり蒸し暑く、たちまち汗びっしょり。しらびそ小屋ではゆっくりランチタイム。小屋の前のみどり池の周りには咲き始めたばかりのクリン草が私たちを出迎えてくれました。本沢温泉に向かう道すがらクリン草の群生があちらこちらに、それはそれは見事に咲いていました。「今日はクリン草ハイキングね」という声が聞こえてきました。
 ほぼ予定通り根石岳山荘に到着。宿泊料金はモンベルカード提示で500円引きはありがたい。トイレは、十分な水量はないが水洗トイレ、快適。お風呂はかけ湯ていどでドボンとつかるだけだが体の芯から疲れが取れたきがした。夕食は品数も多く自家製のピクルスもたっぷり、温かいもてなしを受け、食後はサプライズで宿泊客の男性がオカリナの演奏を聞かせてくださり、優雅なひとときを過ごすことができました。





みどり池入口駐車場脇にて登山準備中


根石山荘へ向け出発!!


しらびそ小屋からミドリ池と硫黄岳爆裂火口跡を望む


しらびそ小屋前ベンチにて昼食

原生林の中を歩く

原生林の沢沿いに咲くクリンソウ

本沢温泉付近でクリンソウを入れての集合写真

夏沢峠に向かう途中で撮影した硫黄岳爆裂火口跡

本日宿泊する山小屋根石山荘に到着

夕食中根石山荘のゲストによるオカリナの演奏<



第2日目

コース   根石岳山荘6:45=根石岳7:00=東天狗岳7:40=中山峠9:15=にゅう10:35(昼飯)=
      しゃくなげ尾根=みどり池入口13:30/13:59(小海町営バス)=小海駅14:37/16:17
      (小海線)=佐久平17:07/17:31(あさま626号)=大宮18:26(解散)

 2日目 6:45 三座目指しメンバー全員元気に出発。15分程で根石岳山頂。展望良し。1時間程度で東天狗岳山頂。天候に恵まれ360度の眺望は素晴らしい。まだまだ登山初心者の私はベテランの方々からはるか遠くに望む北アルプスから南アルプス、秩父の山々などを教えていただきました。
 にゅうを目指すも大きな石や岩がごろごろした道は歩きにくく、気の抜けない道程ではありましたが、苔むした岩にひっそりとしかし存在感を十分にアピールして、道の両側に群生するコイワカガミに出会った時は苦労して登ってきたかいがあったと満足感でいっぱいでした。にゅう?意味は?どんな漢字?一箇所だけ 乳 の標識をみかけた時は、なるほどそう見えないこともないなと納得しました。にゅうの頂上は私たちのグループと他数名でいっぱいというような狭い空間でしたが、素晴らしい眺望を堪能し記念撮影と軽めのランチ。にゅうからは長いしゃくなげ尾根をひたすら下り、疲れがでてきた頃困難な箇所が数箇所あったが全員無事下山することができました。バスで小海駅に戻ったものの電車の時間まで2時間弱あったので、駅前の食堂に入り冷奴とから揚げで乾杯!お疲れ様でした!   
 2日間天候に恵まれ、展望良しお花良しの楽しい山行でした。皆様ありがとうございました。



根石山荘入口尾根付近から西天狗岳


根石岳へ向け出発


手前より硫黄岳、赤岳、阿弥陀岳、一番奥が権現山


根石岳にて西天狗岳をバックに集合写真


東天狗岳山頂手前の梯子を渡る


東天狗岳山頂より南アルプス
(左より北岳、中央やや右が甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳)



東天狗岳山頂にて集合写真


中山峠付近にて石楠花(シャクナゲ)


中山峠にて休憩


ニュウ山頂にて集合写真


下山口のみどり池入口バス停付近