NO.1413 箱根・明神ヶ岳〜明星ヶ岳
期   日:2018年5月6日(日)
天   候:晴れ
参 加 者 :13名
費   用:約4000円(休日お出かけパス利用)

コース: 浦和6:59=小田原8:49(上野東京ライン)9:05ー宮城野橋バス停 10:00(箱根登山バス )
     ----明星ヶ岳、昼食 11:40---- 明神ヶ岳手前の分岐13:50 ----大雄山最乗寺15:45
     ー道了寺バス停16:00/16:05ー大雄山駅16:20/16:26=小田原16:47/16:57=浦和18:49
      
 連休最終日とあって小田原へ向かう車内はすいており、各自、歓談しながら電車は進んだ。天気は快晴、埼玉県は予想気温30度だったが、カラッとした晴天に箱根山行の期待もふくらむ。小田原から登山バスに乗り継ぎ、ハプニング、スムーズに乗れたがすぐに発車してしまい、1名が乗り遅れ宮城野橋バス停で別ルートで来た1名と共に無事に合流となった。
 ここから明星ヶ岳へ、根っこやガレ場の急登を登っていく中、うぐいすの声や足元の可憐な花たち、途中で見える富士山の展望にパワーをもらい登っていく。富士山にはレンズ雲、つるし雲がかかっており、これらの雲は天候がくずれる予兆とのことだった。明星ヶ岳山頂は御嶽大神が祀られており、展望なく少し降りたところで和やかに昼食タイムとなった。ここから明神ヶ岳へ向かう気持ちの良い稜線を歩くが、段々と風が強くなってきた。竹や木々が風よけとなる道は良かったが、稜線では帽子も飛ばされそうな風になってきた。頂上まで後5分という分岐まで来たが、風速20メートルはあろうかという強風で立っていられないほどだった。「身体を丸めてかがむように」とアドバイスいただき、何とありがたかったことか。
 登頂は中止という即座の判断も適切で、山を知っているリーダーやベテランの皆さんたちがたくさんいて下さり、本当に心強かったです。下りは赤土の滑りやすいV字の下りを慎重にくだる。途中、神明水があり飲む人も、山の中に入るとさっきまでの強風は何だったのか?と思うくらい静けさで、ミツバツツジに癒され、途中に望む相模湾の展望、大涌谷の煙など箱根外輪山を歩くことを実感出来た。見晴らし小屋で最後の休憩を取り、ガレ場と根っこの急な下りが続き、ベテランの方の「魔の3時だよ、気をつけていこう」の声かけに皆、気を引き締め下った。全員無事に、古刹、最乗寺に予定通りに到着。大雄山駅から登山鉄道を乗り継ぎ、小田原始発の電車で車内下山講となった。
 登り下りとも緊張の連続で、富士山の雲の暗示が大当たりの山行でしたが、美しい新緑の中、リーダーやベテランの皆さんの英知と山仲間に助けられ、楽しい中にも学びの多い一日を過ごせたことを感謝致します。

(W 記)



レンズ雲及び吊し雲と富士山、天気が崩れる予兆


明星ヶ岳の頂上らしくない頂上


あァ 疲れた!


強風荒れ狂う明神ヶ岳頂上手前から見る富士山

やっと小田原の街が見えて来た