NO.1402 歴史の道ハイクP 埼玉・深谷(渋沢栄一の故郷)
を歩く
期   日:2018年4月6日(金)
天   候:晴
参 加 者 :17名
費   用:2,500円


コース: JR深谷駅9:50=(タクシー利用)=渋沢栄一記念館10:00〜栄一生家”中の家”11:00〜
     尾高惇忠生家12:00〜<昼食:ラーメン屋12:50ー13:30>〜誠之堂・清風亭13:55ー14:50〜
     小山川堤〜旧煉瓦工場跡〜備前渠鉄橋15:45〜遊歩道〜プレートガーター橋16:20〜
     旧中山道・深谷宿16:40〜JR深谷駅17:00

 埼玉出身の渋沢栄一は、幕末から明治、大正と活躍した”日本の資本主義の父”とも呼ばれている人物。NHKの幕末もの大河ドラマの登場人物と同じ時代の空気の中で生きた人だ。水戸藩や徳川慶喜と接点があったり、パリ万博に同行したり、その後の遊学、と岩崎弥太郎などに匹敵する活躍をしたが、いまいち、ワタシの中ではピンとこない!司馬遼太郎の小説などのモデルに出てこないから?(いや、ワタシの無知のせい!)この山行でそれぞれ個性豊かなガイドさんの説明で、概要がわかり、少しすっきり。
 それにも増して楽しかったのは、煉瓦工場跡へ続く小山川の菜の花の中の堰堤散歩や、煉瓦輸送用の線路跡の遊歩道歩き、鉄橋などの産業遺産を見られたこと。ホフマン輪窯が土日しか公開していなかったのがょっと残念だが、またのお楽しみ。いつも、楽しい歴史散歩を企画してくれるリーダーさんに感謝して、煉瓦の駅舎、深谷駅で解散。お昼のラーメン、美味しかったよ。
 

(T 記)



煉瓦の深谷にふさわしい駅舎。


好天の中、ルンルンで歩き出す。


渋沢栄一の生家「中の家」へ。


楽しいガイドさんに、シャッターをお願いして。


栄一の師であり、富岡製糸場初代場長でもあった尾高惇忠の生家。
こちらのガイドさんには、聞くのに忍耐を強いられた......。


誠之堂。栄一の喜寿の祝いのために、第一銀行行員らの出資で
贈られたイギリス田園風の建築。世田谷にあったものを、
縁のある、ここ深谷へ、隣の清風亭と共に移設したもの。


窓のステンドグラスも、日本人の図案に成る美しいもの。


清風亭では、ご近所の会社の新人さん達と一緒になるのも、この時期ならでは。


小山川の堰堤は、菜の花やカラシナの花盛り。

こういうウオーキング、最高!

備前渠鉄橋。煉瓦輸送用の線路専用に造られたもので
国指定重要文化財である。


同じく、福川鉄橋。

かっての煉瓦輸送用の線路跡は、快適な散歩道。
でも最後の2.5KMはキツかったな〜。