NO.1391 秩父・小鹿野の花鑑賞ハイク
期   日:2018年3月3日(土)
天   候:晴
参 加 者 :9名
費   用:4,700円


コース: 西武池袋駅8:30=(西武池袋線・特急)=西武秩父駅9:52/10:20=(小鹿野町営バス)
      =薬師の湯バス停11:09/11:10=(町営バス乗継)=節分草園地11:25/11:50―押留コース入口
      12:10―福寿草園地12:50(昼食)/13:25−桜本コース入口13:35―薬師の湯14:15/14:59
      =(町営バス)=秩父鉄道・三峰駅15:20/15:25=(西武鉄道・急行)
      =西武池袋駅・解散(浦和にて下山講)

 西武池袋駅に集合した9人は特急電車の中で絶好の山行日和に感謝しつつ話の花を咲かせ、窓越しに武甲山の雄姿を見つけ秩父駅が近い事を知る。秩父駅前のバス停に早々並ぶが、一日5便と少ない為か中型バスは通勤電車並みに混雑し座れないメンバーも。落葉樹越しに見えた武甲山に別れを告げバスは小鹿野町へ。薬師の湯にてバスを乗り継ぎ、希少植物と称される節分草の自生園に着きまずは記念撮影。高さ10cm程の茎に直径2cmの白い花を付けた節分草は雪解け箇所から芽を出し開花したとの事で1週間前に開園。日当たりの良い場所はほぼ満開に開花、園の片隅に数本の座禅草もあると親切にも案内して頂きまた一つ物知りとなる。
 節分草園に別れを告げ、四阿屋山(あずまさん)山頂近くにある福寿草園地に押留(おとも)コースから約800mの工程を登る。落葉が深く積もる坂道を1列で黙々とひたすら上る。汗ばんだ頃に脱衣タイム、途中でのおやつタイム・・・リーダーの気配りは素晴らしい。間もなく標高555mの福寿草園に到着し、?梅の木々の下に黄色く咲き誇る福寿草をバックに記念撮影。太陽の光に応じて花が開閉する福寿草は晴天の下輝いて見えた。また片隅に秩父固有種の赤色の福寿草“秩父紅”も開花していた。持参した昼食を頂き、薬師の湯バス停に向け約900mの桜元コースを下山した。途中の山道では咲き揃う?梅、紅梅、白梅や、樹木の中から聞こえるメジロの鳴き声に後押しされ下山の足取りは軽かった。
 混雑する町営バスにて秩父鉄道・三峰口駅に移動。急行発車の数分前にもかかわらず駅の切符売り場には既に長い行列が。平然と見ている駅員にKさんから喝が飛び、入手した整理券にて全員が予定の電車に乗れて事なきを得た。浦和に移動し、格安なるが贅沢な飲み放題付スペイン料理を頂き下山講を楽しんだ。隅々まで気を配られた山行計画を実行されたリーダーと一日を共に過ごしたメンバーに感謝しつつ帰宅した。

(O 記)



節分草自生地にて記念撮影


可憐な節分草


葉っぱに埋もれた座禅草


日当たりの良い箇所に多く見られた節分草


あずまさん押留コースを登る


山頂近くの福寿草園


輝いて見えた福寿草


赤、白、黄色と揃い咲の梅達