NO.1383 秩父三十四観音霊場巡りC

期日 2018年1月21日(日)
参加 16名
天候 
晴れ
費用 5,000円


コース  上尾駅前7:30=マイクロバス(貸切)=正丸トンネル経由影森・10:00・26番円融寺=10:20
      ・27番大渕寺…10:30琴平ハイキングコース…11:15円融寺の岩井堂…11:35昭和電工
      =11:50・28番橋立寺=12:10・29番長泉院・昼食=13:00・30番法雲寺13:10=13:45・31番観音院
      =14:45・32番法性寺=15:15・33番菊水寺=15:55・34番水潜寺16:15=18:20上尾駅・解散

 秩父霊場巡り4回目(最終回)は、26番円融寺〜34番水潜寺の9霊場巡りである。前回までは現地往復の公共交通機関利用以外は、すべて徒歩で巡礼してきたが、今回は遠隔地に散在している霊場も多いので、貸切バス利用の巡礼となる。
 26番円融寺本堂を参拝。簡素ではあるが、間口8間の堂々たる本堂で聖観音が安置されている。当初、本尊の置かれた由緒ある岩井堂は草深い丘の上にあり、先に27番大渕寺(月影堂)を参拝。そこから「琴平ハイキングコース」に入り26番円融寺の奥の院「岩井堂」に向かう。快晴に恵まれ気持ちの良い尾根歩きである。山上の岩井堂で記念写真。28番橋立堂は、石灰岩の絶壁を背に朱塗りの観音堂が建っており、橋立鍾乳洞が奥の院 との由。
 29番長泉寺・30番法雲寺と巡礼し、約18km先の31番観音院に向かう。(徒歩5時間のコースを、バス30分で移動)。仁王門から境内に入り、急勾配の298段の石段を登りきると巨岩を背にした本堂前に出る。本堂近くの岩穴に弘法大師の石像が安置されておりまた、岩壁一面に弘法大師の爪彫りといわれている無数の仏像(鷲窟摩崖仏)が見られスケールの大きさに圧倒された。
  32番法姓寺は、二層の山門をくぐり階段を登り観音堂へ。崖の中腹に建つ観音堂に本尊が祀られている。 法性寺境内に「百観音(西国・坂東・秩父)御砂踏」が設置されていた。33番菊水寺を巡礼し34番水潜寺へ。 入り口に「日本百観音結願所」の標識が立っている。また、水潜寺は秩父霊場打ち留めの札所でもあり、境内は幽玄な雰囲気を漂わせている。出口参道には当水潜寺以外の「秩父三十三観音」の石仏が勢ぞろいし巡礼者を見送ってくれた。

(S記)



間口8間の堂々とした26番円融寺本殿


27番大渕寺月影堂、当初ここに本尊が安置されていた


琴平ハイキングコースを円融寺の岩井堂を目指す


琴平ハイキングコースを円融寺の岩井堂を目指す


円融寺の岩井堂は山の中


岩井堂で記念写真


28番橋立堂は大岸壁の前


29番長泉院


見事とな庭園の上にある30番法雲寺


急勾配の石の階段298段を登り本堂へ


巨岩の窪地に納まっている31番観音院本堂


岩穴に安置されている弘法大師像


 

弘法大師の爪彫りと伝わる摩崖仏


法性寺山門


32番法性寺の本尊が祀られている崖の斜面の観音堂


法性寺境内の、(西国・坂東・秩父)百観音御砂踏


33番菊水寺本堂


日本百観音結願所の標識が見られる水潜寺参道入口


34番水潜寺本堂


幽玄な雰囲気を漂わせている水潜寺境内


秩父三十三観音に見送られて帰路へ