NO.1374 秩父三十四観音霊場巡りB

期  日 2017年12月7日
参  加 20名
天  候 晴れ
費  用 約3,500円

コース   南浦和6:39=JR・西武線・バス乗り継ぎ=札所20番バス停着9:23…9:30#20岩之上堂
      …10:00#21観音寺…10:45#22童子堂…11:25#23音楽寺<昼食>…13:25#24法泉寺
      …14:25#久昌寺…15:20秩父鉄道浦山口・15:33発=16:54熊谷着  熊谷駅で解散

  電車・バスを乗り継ぎ、本日最初の霊場#20堂之上堂近くのバス停で下車、ここから#25久昌寺までの5霊場は、 文明の利器は使用せず往時の巡礼者同様足と杖を頼りの旅である。
  岩之上堂はバス停から階段を下ってゆくが、上から見ると樹林に囲まれた方形屋根が印象的。荒川河岸の岩の上に建つ三間四面の観音堂は、 札所中屈指の名建築といわれている由。途中野菜の売店に立ち寄り、#21観音寺、#22童子堂を巡礼、小高い丘の上に建つ#音楽寺を目指す。
  音楽寺とは寺院としては珍しい名であるが、1234年秩父札所を開設した13人の権者が、「この地の松風の音を聞き菩薩の音楽と感じて寺名にした」のだそうである。 寺名にあやかってか歌手・歌手希望者のポスターが多く張り出されていた。
 なお、音楽寺に近い見晴らしの良い丘に、13権者の石像が並んでいた。音楽寺は「秩父事件」(治時代の自由民権運動・農民騒動)」の拠点としても知られている寺である。
 音楽寺から#24法泉寺へのコースは、念仏坂を谷底まで下り橋のない沢を越す難所であるが、好天にも恵まれ順調に通過。最後の難関116段の急勾配の石段を登り24法泉寺に到着。礼拝後全員で記念写真。
 今回巡礼の最後は久昌寺である。仁王門から境内に入ると、弁天池の奥に建つ観音堂が水面に映えて美しい。途中何度も顔を見せてくれた武甲山が、 ここ久昌寺でもほほ笑んでいた。現地での歩行距離約km、筆者の万歩計が19700歩を示していた。

S 記)

階段を下り岩之上堂へ


#20岩之上堂


岩之上堂境内の石仏群


#21観音寺


#22童子堂


#23音楽寺


音楽寺の歌手・歌手希望者のポスター


十三権者の石像


念仏坂の谷底の沢道を進む



116段の急な石段を登り#法泉寺へ


法泉寺本堂前で記念写真


法泉寺境内の石仏群


終日お供をしてくれた武甲山


弁天池に全景を映している#25の本堂