NO.1367  秩父・皆野アルプス

期 日  2017年11月11日(土)
参 加  10名
天 候  晴
費 用  約3,400円(浦和起点)

コース  浦和6:45=熊谷*秩父鉄道7:41=皆野8:35/バス8:45=秩父華厳滝前9:00〜秩父華厳滝往復
      〜登山口9:30〜天狗山10:40〜如金峰〜札立峠11:40〜破風山11:50/12:30〜猿岩〜男体拝
      〜前原岩稜3:50〜前原山14:05〜大渕登山口14:25〜秩父鉄道皆野駅15:02=熊谷=浦和17:00


 Aリーダーの山行にしては久しぶりの青空(失礼)になり、スタートに寄った`秩父華厳の滝`も輝いて見える。お試し山行のKさん、新会員のWさんを含めた10名は、ちょっと長めのコースに緊張の一歩を踏み出す。杉の植林帯と自然林の適度に入り交じった登山道はすぐに沢沿いを離れ、汗をかかされ始めた頃数軒の大前集落で一息。最初のピークの天狗山から札立峠までは、大前山への登りに、ロープや木立にすがっての下りや痩尾根、鎖を頼っての岩稜ありと面白い。この辺の名岩峰!如金峰に感心したり、黄葉の透過光を愉しむうち、めざす破風山へ。山頂で他の登山者と一緒に、展望を愉しみながらゆっくりお弁当。でも、行程はまだまだ3分の1、先は長いぞ。猿岩のあたりまでは痩尾根と黄葉がマッチして美しいが、アップダウンが多く、足許にも気が抜けない。途中の男体拝の展望地でははんとに日光の男体山が望めた!このあたりで、リーダーが一句。「来る春に 命あづけて 紅葉かな」(さあ、凡人か、才能なしか、判定を!) さて、続き。登山道が尾根の北側に回り込むと冷たい北風が吹き付け、南に向くとピタッと止む。山の地形の妙に感心する。地図には載らない小さなピークを(ブツブツ言いながら)いくつかこなし、前原岩稜をよじ登り、やっと前原山ピークへ。ここの道標「皆野駅まであと3.7KM」には、ガックリくるやら励まされる?やら。暗い植林帯の急な下りを慎重に歩き、大渕登山口でやっとフラットな道にホッとする。皆よく頑張り、皆野駅を予定の列車に乗れたのは上出来!皆野アルプス侮りがたし、だったが、変化があって面白く秋の秩父の山を堪能させて貰った。

T記

バスを降りて、「秩父華厳滝」へ足をのばす。落差は10数Mだが姿が良い。


登山道入り口のこの建物は何?いつもここを通ると不思議に思うが。


落ち葉を踏みしめる音を聞くのも、秋山の愉しみ!


数軒の民家がある大前集落で一息。


暗い植林帯の天狗山への登りをガンバル。

鎖やロープに頼るこんな岩稜が何カ所もあって面白く、飽きる暇がない。


もちろん登りがあれば、急降下は必然!


如金峰。思わずだれでも見上げてしまう。


鞍部にでて、ホッとするひととき。


破風山626M。山頂の日だまりで、ゆったりお弁当。


まだ先は長いが、この主峰で記念撮影。


駅へむかう皆野橋から振り返る。「よく歩いたな〜」