NO.1361 山梨・西沢渓谷紅葉ハイク

期 日  2017年11月1日(水)
参 加  4名
天 候  快晴(絶好の紅葉ハイク)
費 用  約7000円(JRジパング利用他)

コース  浦和駅6:49=7:15新宿7:30=(あずさ3号)=8:58山梨市9:12=(西沢渓谷ゆき)=10:10西沢渓谷入口
      (標高1100m)10:15スタート―西沢ゲート(一般車両進入禁止)―ナレイの滝10:30―ナレイ沢広場10:35
      ―西沢山荘(休業)10:45―二俣吊り橋10:55―三重の滝11:15―竜人の滝11:25―(休憩)―恋糸の滝11:35
      ―貞泉の滝11:40―母胎淵11:50―方丈橋12:00―七ツ釜五段の滝12:15―不動滝12:25―12:35渓谷終点
      ・展望台(昼食)13:00―大展望台13:30―大久保沢13:40―山の神の祠14:20―ネトリ大橋14:30
      ―ナレイ沢広場14:31−西沢ゲート14:50―渓谷入口15:10=(山梨市駅ゆき市営バス)=16:20山梨市駅
      17:37=(かいじ120)=浦和駅19:45


 例年にない長雨続きの今秋!!10月に15日間雨が続いたのは気象台観測を開始してから驚きの127年ぶりの雨続き。さらに秋雨台風の襲来で10月25日に実施予定がキャンセルされたが、リーダーの好判断のおかげで再度チャレンジとなった。
 久しぶりの快晴に恵まれ、参加者4名晩秋の西沢渓谷入口を予定通りにスタートした。 笛吹川を左に鶏冠山林道の紅葉トンネルを進む。ナレイ沢の滝を過ぎるとナレイ沢広場に到着。広場にはウイークデーにもかかわらず多くの中高年グループが渓谷をめざす。
 この渓谷は秩父多摩国立公園内の山梨県を代表する景勝地で埼玉側からは秩父・雁坂トンネル経由で来ることができる。広場で足元を確認し渓谷に向け紅葉トンネルをさらに進む。 ヌク沢を渡ると休業中の西沢山荘に到着。ここに甲武信ケ岳への徳ちゃん新道の登山口がある。田部重治の文学碑を右に、少々揺れる二俣吊り橋を渡るといよいよ「西沢渓谷」に入る。 狭くなる山道を足元注意にかかわらず軽装の中高年グループが非常に多く渋滞箇所の発生が心配だ。大久保沢から落ちる「大久保の滝」を左に「三重の滝」に。鎖場と濡れた足場で渋滞。この滝は群馬の吹き割の滝のように岩の中に吸い込まれてゆくダイナミックさが力強い。フグ岩を過ぎ「竜神の滝・恋糸の滝・貞泉の滝」を順番に鎖場のUp&Downを繰り返す。滑りながら進む人、狭い沢道を逆流してくるグループ。マナーの悪さと危険な足にひやひやする。この渓谷は一部沢登りでもあり台風の影響で水量も多く水嵩が心配の箇所もあった。彼らの無事な下山を祈った。カエル岩の手前の「母胎淵」は水量も多くダイナミックに渦を巻いていた。入口から2時間。方丈橋を渡り急坂を登りきると、圧巻の「七ツ釜五段の滝」に到着。神秘的なエメラルドグリーンと白いしぶきに紅葉が映えて見とれてしまう。来るたびに感動する圧巻の絶景だ。後から続く人たちに押されながら「不動の滝」を右に滝の上展望台への急な階段をあえぎながら登った。展望台に付近には多くのハイカーが昼食をしていた。30分の昼食をすませ、「旧トロッコ道」を下山する。このトロッコ道(旧森林軌道)」は塩山と旧三富村を結ぶ全長36キロの軌道で昭和8年から昭和43年まで木材搬出作業に利用されたとの事。下山途中の大展望台からは晩秋のブナ・カエデ・ミズナラ・カラマツなどの紅葉のグラデーションが西日に映え、鶏冠山、破風山、木賊山の稜線がくっきり姿を見せてくれ大いに楽しんだ。大久保沢のブナの巨木や山の神の祠に皆手を合わせ、「ねとり大橋」を渡ってナレイ沢広場に戻った。一周約4時間30分・10キロのトレッキングコースでした。このトレッキングを急遽企画実施していただいたリーダーに感謝いたします。ありがとうございました。西沢渓谷は12月〜4月28日まで冬季閉鎖になります。
 追:西沢渓谷歩道管理組合では渓谷道危険回避のため原則一方通行としているのが、今回、ルールを守らないハイカーが多くみられ非常に残念に感じた。

K 記





二俣吊り橋

三重の滝



竜神の滝


母胎淵


七ツ釜五段の滝