NO.1324 早春の尾瀬を歩こう

期日 2017年5月26日(金)〜27日(土)
天 候 晴れ
参加 9名
費用 約2万円(JR浦和〜沼田往復、ジャンボタクシー沼田駅〜鳩待峠往復、宿泊代)

     第一日目
天候 曇り、時々雨
行程
    浦和駅発6:45(高崎駅乗り換え)=沼田駅9:13/30=鳩待峠10:45/11:30―山の鼻
   12:30/13:00―牛首分岐14:00―ヨッピ橋15:00―東電小屋15:30

    参加者中6人が昨年6月上旬の尾瀬山行者、但しその時水芭蕉は「例年より雪が少なく1か月早く咲き始め、
既に了済み」。今年はそのリベンジに燃えるも、逆に「例年より残雪多く歩行も要注意で、開花も始まった
ばかり」との事前情報。 加えて天候も1日目は「曇天、50%の確率で雨予想」と悪材料の中、定刻に鳩待峠
着。山荘で温かい物を腹に入れた後、「防寒、雨雪対策」を施し出発。山の鼻までの下り道はかなり除雪して
あるものの、所々滑り易い木道や固く湿った雪道もあり慎重に歩行。 途中のテンマ沢湿原では「咲き始めの
水芭蕉」が見られ、幸先良いスタート。山の鼻付近にも残雪あるが尾瀬ヶ原に入るにつれて消え、水芭蕉の
花も増え所々リュウキンカも咲いており、「水墨画の世界」でした。15時頃より雨足が強くなり始めたものの、
手前に水芭蕉群落がある「東電小屋」に程なく到着。同小屋は定員制で押し込まれることもなく、且つ「部屋・
トイレ・お風呂」も清潔で夕朝食とも美味しく、山小屋とは思えない快適なもの」でした。 一晩中強い雨が降る
中、明日の天気に期待して20時30分には全員就寝。


第二日目
天候 小雨のち晴れ
行程
    東電小屋発7:00―東電尾瀬橋7:15―赤田代分岐7:30―見晴8:00―竜宮 十字路9:00―牛首
   分岐9:50―山の鼻10:30/11:00―鳩待峠12:30/13:00=沼田駅15:00/16:10
   (高崎駅乗り換え)=浦和駅着18:38


 朝方小雨が残ったものの、管理人の「9時には晴れ予想、及びザゼンソウを見た」との言葉に励まされ
雪道を赤田代に進めたものの、残念ながら発見出来ず。但し天候は予想より早い8時には晴れ始め、
「広大な尾瀬ヶ原全景と雪を抱いた山々」が見渡せるようになりました。見晴より尾瀬ヶ原に入るとワタスゲの
芽も散見され、観光客も増加。青空の下、人気の中田代・ビュースポットでは「水芭蕉の群落と背後の至仏
山」が、そして山の鼻に向かう水面には「逆さ雪山」が随所に見られ、『正に絵画の世界』に大満足。只「燧岳
と至仏山の一部に雲がかかり、全体が見られなかったこと」が心残り。鳩待峠への上り道では、ツアー客等
数多くの人々とすれ違い、渋滞箇所も。沼田駅への帰路では道の駅で「お得感ある地元野菜や山菜」を買い
求め、大喜び。沼田駅で解散宣言後、1時間強の待ち時間を利用、全員で駅前のソバ屋で「ソバ・山菜、コン
ニャク」を頂き、勿論ビールも沢山飲んで楽しく下山講。今回山行はリーダーの緻密な行程設定に感謝し、
且つ「咲き始めの可憐な水芭蕉群落、それと雪景色の融合」が見られ、大満足行くものでした。

(W記)      


(1日目) 雨模様の鳩待峠を山の鼻に向け出発


残雪の階段を慎重に下る。


木道が雪で踏み抜き注意!!


テンマ沢の湿原にかわいい“水芭蕉”が!!


山ノ鼻のビジターセンターに到着。


幻想的な尾瀬ヶ原の木道に入る。


水芭蕉に見とれる。


牛首分岐でひと休み。


ヨッピ橋を渡る。


宿泊の東電小屋に到着


(2日目) 東電小屋をスタート。


残雪を歩く。


水量の多い東電橋を渡る。


赤田代は雪に埋もれていた。


赤田代分岐より三条の滝へは山雪多く進入禁止


木道の間から「リュウキンカ」が顔をだしていた。


竜宮現象湧き出し出口


「下の大川」の水芭蕉と至仏山


至仏山を背景に。


“尾瀬ヶ原”また会いましょう


鳩待峠に向かう


鳩町峠に到着。足元注意の楽しい尾瀬でした。