NO.1292 房総千倉花の旅
期 日 2017年2月25日(日)
参 加 9名
天候 晴れ
行 程
(往) 東京駅特急わかしお1号7:15(京葉線経由外房線)=勝浦8:46/8:48(外房線)=
安房鴨川9:17/9:22=千倉9:52
千倉駅−海岸美術館(浅井慎平写真美術館)−海岸通り−花畑−道の駅「ちくら潮風
王国」−(バス)−千倉駅
(復) 千倉15:45(内房線)=館山15:57/16:01(特急さざなみ4号)=秋葉原17:55/17:58=
上野18:01=浦和18:24
東京駅京葉線乗車口7:00集合というやや早い集合時間であったが全員無事集合し、京葉、外房線
経由の特急列車、普通列車で一路千倉へ。勝浦から千倉までは海沿いルートであるが、山が海に迫
っている箇所が多く、車窓はトンネル、海に面した街、海岸景色の交互となった。サーフィンをしている海景色や、千倉に近づくに従って、沿線の畑や駅構内柵沿いに菜の花が咲いているのが見られたりすると春を感じさせられ、南の国に来たという実感がわく。
駅舎がコンクリート造りのモダンな千倉駅で降り、まず海岸美術館に向かった。これは千倉の海を愛する写真家浅井慎平の写真海岸美術館であり、別荘があるところでもある。2KMぐらいであろうか結構な山道(舗装)を歩き、辿り着いたら山の中。それでも「海岸美術館」の名に? 別荘に隣接して山のふもとに素晴らしく芸術的な建物がたっていた。なるほど と言う感じ。受付を済ませ2階建吹き抜けの広い写真展示館に入ると、壁に模造紙大の大きな写真−海や空など自然と人をテーマにしたもの−とガラス製のオブジェがいくつか展示されていた。写真の構図、カメラレンズの視点など"さすが写真芸術家"と思わせる作品ばかり。一見してよい美術館。
海岸美術館からまた山道を経て海岸沿いの道にたどり着き、海をみながら歩くことになったがやや曇り気味の天気のため、海の青さ、空の青さの爽やかさは今一歩。それでも広々とした海、遠くに行き交いする大型貨物船を見ながらの海岸線歩きは気持ちがよい。「清国元順遭難救助」の碑がある南千倉海水浴場で休憩をとったが、関東近辺からきているサーファ−が結構いてやや荒い波乗りを楽しんでいた。日曜日ということで舟は出ておらず漁港は閑散としており、観光地であるがお店も少なく、あってもほとんどが休業で観光地の華やかさが見られなかったのは残念。後述の「道の駅」ができたためか。千倉の花畑は幾つものエリアがあり、ゆっくり休憩ができる道の駅「ちくら・潮風王国」を目指して歩く。道の駅に到着するまで時間がかかるということで途中の漁港海岸で昼食。道の駅に 到着すると大きな立派な建物がり、駐車場には大型観光バスが多く並び、広々とした芝生公園もあって非常に混雑していた。道路反対側の花畑入口には、花摘みの道具を貸し出し、切り花を販売する小屋が立ち並び、 花畑には色彩豊かに菜の花、ポピー、色違いのキンセンカ、矢車草、ストックなどが咲き乱れ、房総千倉の地はまさに春爛漫、観光バスで訪れた多くの花摘み客が思い思いの花を摘んでいた。「ちくら・潮風王国」で海鮮バーベキューなどと思っていたが、混雑ぶりが甚だしく時間余裕などほとんどないため断念。建物内の店で魚介類を土産に購入。
帰りは路線バスにて千倉駅へ。特急列車の中で周りの乗客に迷惑がかからないよう楽しく下山講。春を満喫する気分のよいハイキングとなった。
暖かき 陽ざしをあびて 菜花咲く
千倉の里は 春爛漫
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