NO.1287 秩父三十四観音霊場巡り@

期 日 2017年2月11日(土・祝)
参 加 18名
天 候 晴
費 用
コース

(往路)JR南浦和6:38=新秋津6:58…西部鉄道秋津=秩父鉄道=バス=9:30栃谷バス停
(復路)西武鉄道横瀬16:31=秋津…JR新秋津18:08=南浦和18:29
当日の巡礼コース
板谷バス停9:35…9:40第一番四萬部寺…10:35第二番真福寺…11:45第三番常泉寺・昼食…12:45第四番金昌寺…13:20第五番語歌堂…14:10第七番法長寺…14:30第六番卜雲寺…15:10第八番西善寺…14:55第九番明智寺…16:10西武鉄道横瀬駅

<コメント>
1 観音霊場
 「観音様は三十三の姿に身を変えて迷える衆生を救う」とあり観音信仰が普及したそうで、西国三十三霊場、坂東三十三霊場、秩父三十四霊場を始め各地に霊場巡りが行われている。地元「秩父三十四観音霊場巡り@」が企画されたので参加させて頂いた。
2 巡礼のコメント
 栃谷バス停から巡礼開始。巡礼道の案内に従い「第一番四萬部寺」に向かう。平安時代、天台宗の高僧がこの地を訪れ、供養のため4万部の仏典を読誦して経塚を築いたのが四萬部寺のはじめという。
 「第二番真福寺」は高篠山(標高665m)の中腹、標高約400mの樹林に囲まれた地にあり、雪の残る急坂の登攀が強いられた。本殿に参拝して納経場所となっている光明寺に下ってきた。ここから先は平たんな巡礼道が続く。「第三番常泉寺」を参拝し昼食。
 「第四番金昌寺」左右に大わらじの懸かる仁王門をくぐり本堂に参拝。石段の左右、建物の周囲、山の斜面…境内はどこを見ても苔むした石仏が見られ、1300体以上が安置されているそうである。金昌寺の仁王門をバックに全員で記念写真に納まる。
 「第五番語歌堂(ごかのどう)」の観音堂に立ち寄り先を急ぐ。 道順の便から「第七番法長寺」、「第六番卜雲寺(ぼくうんじ)」の順で歩を進める。
 第七番法長寺の本堂は間口10間・奥行9間、入母屋造りの本堂は秩父札所中最大の規模を誇っている。卜雲寺の民家風の本堂に祀られる「聖観世音菩薩」、古くは秩父の盟主武甲山山頂の蔵王権現が祀られていたと伝えられているそうです。
 「第八番西善寺」は十一面観世音菩薩を本尊とする本堂の前には、樹齢600年といわれるカエデの巨木が目を引き、埼玉県の天然記念物に指定されている。本日の最後の巡礼地、朱塗りの六角堂「第九番明智寺」を巡礼し西武秩父線横瀬駅へ。 快晴に恵まれ、終日秩父の名峰「武甲山」を眺めながらの巡礼となった。
(本日の歩行距離約15km、筆者の万歩計が25000歩(現地での歩行数)を示していた。)(S 記)



巡礼道の案内石、左一番を目指す


第一番四萬部寺


真福寺を目指し積雪の坂道を進む


第二番真福寺


光明寺へ下る山道


第三番常泉寺


第四番金昌寺


金昌寺で記念写真


金昌寺境内の石仏群



第七番法長寺


第六番卜雲寺境内の「六地蔵」


第八番西善寺 本堂右に少し見えるのはカエデの巨木


西善寺境内の「なで地蔵」


秩父の盟主武甲山−終日巡礼を見守ってくれた−


第九番明智寺