期 日 2016年11月26日(土)〜27日(日) 一日目:当初一日目は、バンガローに宿泊だけの予定でしたが、予報では、一日目は、好天だったので、早朝集合出発に変更し、前回中止の毘沙門山を挑戦することになりました。大宮を7時に出発、途中、龍勢会館道の駅で、トイレ休憩のあと、直ぐに、毘沙門山登山口に向う。登山口までの道が悪く、車がグラグラ揺れる始末、6月のモンゴルの悪道を一瞬思い出させるくらいでした。11月24日(木)に関東地方に50年ぶりに早い降雪があった影響で、ここも雪道。そして、最初から、朽ち果てた雪の橋。危険なので、這って渡る始末。そして、ここからが、大変。鉄塔を目印にしたり、コンパスで、方向を確認したりして、毘沙門山を目指して、高度を上げていったが、やっとたどりついたのが、90度絶壁直下の下。この岩には、絶対直登できないし、リーダーも長いザイルは、持参してないので、東側の尾根に出ようとなり、雪と落ち葉の混じるすごく滑りやすい所を道を作りながら、トラバース。苦労に苦労を重ね、何とか尾根まででました。この尾根道を登っていって、山頂かなと思い行くと絶壁で、道がない。この絶壁からよく見ると、目の前の岩山に行く道が見える。どううやってあの道へ行くのかな?と思いながら、左をよく見ると、道があるではないか左手下に降りてみると、バリケードの金網があり、工事関係者用の道でしたが、ここを通行させていただいて、見えた岩山に何とかたどり着いたのですが、また、ここが、90度以上のオーバーハングの絶壁で、さらに向こうに見える岩山への道が今度は、どこにもないし、時間も13:30になっていたので、下山することにしました。下山時は、登りと同じルートは、通らず尾根道から沢に沿って下ろうとしましたが、中々道が判らず悪戦苦闘。最後に、朝付けて登ったテープを見つけ元の登山口へ戻ることができました。下山後は、元気を取り戻し、バンガローに到着。本館にある大浴場で、疲れを癒し、スーパーで、買った材料で、うどん鍋を囲んで楽しいひと時を過ごし22時に就寝。実歩行:6時間20分
二日目:前夜の秩父地方の予報では、早朝から40%の雨でしたが、4時に空を見ると星がでていたので、安心して、5:14に、暗い中を出発。6:35に、赤沢山、白泰山登山口に到着。この時間になってやっとまわりが明るく見えるようになってきた。最初から雪道を登る。道が消えてしまい、捜し、捜しながらの登りなので、時間がかかってしまう。7:50に、案内看板とベンチの場所にたどり着くが、ここの白泰山への表示がはっきりせず、一番左の道は、下山道に見えるので、真ん中を進む。これが、間違いだった。その為、広い道に出るまで、藪漕ぎ、藪漕ぎの繰り返しで、苦戦を強いられた。広い道へ出てからも、登りが続くので、あえぎながら、登って行き、やっと11:03に白泰山山頂。山名板取り付け。浦和支部の名前と裏面に4名のイニシャルが書かれた山名板を背景に笑顔の戻った集合写真を撮る。時間的に、赤沢山は、無理になったので、コーヒー、おしるこ、ランチで、ゆっくり休憩し、11:55に下山となる。下山は、整備の行き届いた登山道だったので、13:51には、車道まで、下山(登りの登山口とは、別)運よく、その時から、雨が降り始めた。ここから、25分歩き、最初の登山口へ、14:16帰路につく。秩父渋滞のため定峰峠経由で帰り、大宮駅には、18:20に到着。解散。 |
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(登山口)これから毘沙門山だけど、寒くない?
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立って歩いて滑ったら、アウト!這ってわたる
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朽ちた木橋、こんな感じ
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この道で、いいんだよな!
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(トラバース途中)やっぱ。軽アイゼン履こう
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(絶壁から、その先の岩山を見たとき)あのてっぺんまで、どうやって行くのかな?
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さっきの絶壁の左下に工事関係者用の道がありました
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有名な毘沙門水。詰めるだけでなく、飲んでいこうと!
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(赤沢山・白泰山登山口)雨が降り出さないうちに、早く行こうと!もう少し待って!
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2日目も雪と落ち葉が多いな!
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(白泰山直下)ここまで来れば、もう安心
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古い大きな木の山名板は、熊に齧られてしまってる!
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良く見えるように、上の方につけましょう
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見事に付きました。浦和支部の山名板。拍手!
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新しい看板を背景に、苦行の後のほっとした表情だね!
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これだよ!俺たちを間違いさせて、藪漕ぎに連れて行った標識は、
今後の登山者のために、ペンキで、正しい道を書いてあげよう!
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2日目もやっと車道まで、無事下山