No.1236 栂池〜雪倉岳〜朝日岳
◇期 日:平成28年7月28日(木)〜30日(土)
◇天 候:
◇参 加 者:7名
◇費 用:42,000円
コース
1日目 大宮(6:54)⇒長野(8:06/8:20)=栂池高原(9:55/10:10)−自然園(10:40/10:50)〜銀嶺水(12:00/12:20昼食)〜白馬乗鞍岳(14:10/14:20)〜白馬大池山荘(15:00)【泊】
2日目 白馬大池山荘(4:20)〜小蓮華山肩(5:50/6:15朝食)〜小蓮華山(6:35/6:45)〜三国境(6:35/6:45)〜雪倉避難小屋(9:00/9:10)〜雪倉岳(10:35/10:45)〜水平道分岐(13:35/13:40)〜朝日小屋(15:30)【泊】
3日目 朝日小屋(5:45)〜朝日岳(6:45/6:50)〜吹上のコル(7:25/7:30)〜展望台(8:05/8:15)〜青ザク(9:20/9:35)〜花園三角点〜白高地沢(11:25/11:50)〜蓮華温泉(14:45/15:25)=糸魚川(17:00/18:59)⇒大宮(20:50 解散)
1日目リーダーや参加者の日頃の行いが良いせいかこちらは良い天気とは言えない曇天の中大宮駅から開業1周年を迎えた北陸新幹線に乗り晴天の長野駅に8時過ぎに到着(首都圏から長野方面に向かう最短ルートです)、白馬乗鞍行き特急バス乗り場へ途中白馬駅・白馬八方BTを経由し9:55に栂池高原に到着、ここから栂池パノラマウェイで登山口のある自然園へ上がる。10:50出発ビジターセンター脇から登山道に入るが樹林帯のジグザク登り天狗原手前に銀嶺水(湧き水)で水補給と昼食を摂る、ここから白馬乗鞍岳手前のガレ場までは景色や高山植物などを見る余裕があったが大岩や浮石のある登山道で気温が高いせいか顔や腕などに羽虫がまとわりつき白馬乗鞍岳手前の雪渓近くで私の眼鏡の隙間から左目に小さい羽虫が侵入するアクシデントが発生!!、目薬で対処し事なき事を得る。ガレ場を超え大きなケルンがある白馬乗鞍岳に到着これから向かう白馬大池と今日宿泊する白馬大池山荘が目前に・・・、後は下るだけなのでここでゆっくり休憩を取り白馬大池の縁を半周し15時頃白馬大池山荘に到着した (歩行時間 4時間(休憩含む))
2日目今日の行程が長い(約9時間)為夜明け前4:20白馬大池山荘を出発、小蓮華山へ向う途中の雷鳥坂で日の出を迎え知らないうちに船越ノ頭を超え小登降をいくつか超え白馬岳や鹿島槍ヶ岳の眺望の良い小蓮華山近くで朝食、登山者が多く眺望が良い新潟県最高峰の小蓮華山(但し数年前の新潟中越地震で山頂にあった地蔵尊や鉄剣が消失し三角点も長野県側に約3m崩れ低くなる)し集合写真を撮ってこの先も緩やかな稜線を歩き三国境に到着、多くが白馬大池に向かう登山者を見送り高山植物が咲くザクザクの斜面をトラバース気味に下り鉱山道分岐を過ぎ雪倉避難小屋に向かう巻き道を行く頃にはガスが掛り始め鉢ヶ岳東斜面に咲きほこる高山植物を撮るが為に歩が進まず雪倉岳鞍部にあるブロック囲いの雪倉避難小屋に9時頃到着今度は雪倉岳へジクザクの尾根道の登り返しで普段なら周囲の山々が見渡せ辛い登りを忘れさせてくれる眺望が良いが既に周囲はガスがかり眺望が無い中200名山雪倉岳に10:30過ぎ到着集合写真を撮る、休憩後緩いザラ道を慎重に下り赤男山をトラバースし朝日小屋へ向う水平道分岐に到着、水平道と謳ってはいるがあなどるなかれ!大岩がゴロゴロあるガレ場や一部木道上に苔が生え歩きにくいアップダウン連続の登山道で数年前に歩いた時にはなかった「鎖場」、風雨・風雪で崩れた斜面を横断する等でやっとの思いで今日の宿泊地朝日小屋に到着した(歩行時間 11時間(休憩含む))。朝日小屋の夕食は白馬大池山荘の夕食と比べると雲梯の差、食前酒に地元で採れた食材で造ったオーナー手作りの料理、はたまた喉越しの良い茶そばに富山名物の昆布〆のお刺身やホタルイカの沖漬け等が載った膳で翌日に元気の出る夕食、又今シーズンから朝日小屋で始めたお弁当用の「お寿司」(マス寿司とクルミ寿司各々250円)でもしこの小屋に宿泊したら購入するべし(行動食の代わりにもなります)、疲れていたせいか早々就寝
3日目 朝食をとり朝日小屋を5:45出発ゆっくりとしたペースで登り6:45に300名山朝日岳に到着集合写真を撮るがやはりここでもガスの為見通しが余り効かず吹上のコルへ向け早々下山開始、吹上のコルで栂海新道と別れ五輪尾根に入り足場が悪いザレた尾根道を下るがやはりここも高山植物の宝庫、気がそっちに行き昨日の疲れのせいか足がかりが危なく転倒する者も・・・リーダーの計らいで青ザクと言う場所で少し長い休憩をとる、行く先に見える木道を確認後出発するが足元ばかりに気を取られ気付かないうちにちょっとした休憩地花園三角点(水場もあった)を通過疲れている脚に堪える急な登山道「カモシカ坂」に差し掛かりここでかなりのペースダウン、やっとの思いで立派になった鉄製の橋が架かる白高地沢に到着各々購入した「お寿司」で昼食、昼食後白高地橋を渡りもう1つある瀬戸川を渡り兵馬ノ平へ登る標高差300mの急登、最後のアルバイトを行い下山口である蓮華温泉に最終バス30分前に到着各々急いで着替えバス停へ向い定刻に糸魚川駅へ出発途中大糸線平岩駅に寄り17:00に糸魚川駅に到着、バスのガイドさんにお勧めの居酒屋(源兵衛)で下山講を行い19時頃の北陸新幹線で帰路に就いた (歩行時間 9時間(休憩含む))
今回の2日目の経験は行った人しかわかりませんが貴重な体験をしましたし、又3日間天気に恵まれ最高の達成感に感謝感謝です、リーダー・サブリーダーお疲れ様でした。 (土金 記)
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