No.1229 モンゴル


◇期  日:2016年6月29日(水)〜7月4日(月)
◇参 加 者:男性8名、女性2名
◇費  用:約29万円(ツアー費用+成田までの交通費・海外保険料・現地費用等)

◇コースタイム:
1日目(晴天) 成田空港集合12:30=成田発14:40(モンゴル航空502便)=ウランバートル空港着20:10=同市内・ フラワーホテル着21:30=夕食22:00/22:50
2日目(快晴) ホテル発9:30(車3台に分乗)=地元スーパー11:00/11:30=大草原、水辺の近くで弁当昼食13: 40/14:30=奥テレルジ・プリンセス(ツーリストキャンプ)着16:40=夕食20:00/21:00
3日目(快晴) 8:20キャンプ地出発(2台の牛車に分乗)=登山口着8:45=登山開始8:50=ドルボルジン山登頂11:15/弁当昼食12:15/下山開始12:20=登山口着14:20/14:30発(2台の牛車に分乗)=キャンプ地着15:00=夕食20:00/21:00
4日目(快晴) 乗馬1回目10:00/12:00=昼食12:20〜13:20=乗馬2回目15:00/17:00=夕食20:00/21:00=キャンプファイアー22:00/23:00
5日目(快晴) キャンプ地出発(車3台に分乗)10:30=大草原の木陰で弁当昼食12:30/13:00=テレルジ・チンギスハーン像着14:40/15:20=ウランバートル市内デパート着、ショッピング17:00/18:00=市内レストランで夕食18:20/19:00=フラワーホテル着19:20
6日目(快晴) ホテル発6:00=空港着6:40=ウランバートル発8:55(モンゴル航空501便)=成田着13:40、解散



1日目

 成田空港に集合、主催旅行会社・風の旅行社の添乗員Y氏(Mr)の案内で搭乗手続き。何とそこに会員K氏が「差し入れお酒持参」でお見送り、感謝!定刻にウランバートル・チンギスハーン空港着、同社現地添乗員H氏(日本留学経験もあるMrs)が出迎え。
 同国はサマータイム導入で時差なし、日没は22時でまだまだ明るく、又海抜1300mの高地で気温18度と心地良い。バスで市内<ビル・マンションが林立、建設中も多い。日本車シェアが一番で、Kapaoke(カラオケ)も大人気>を抜け、日本人宿泊客が多いホテル着。遅い夕食を摂るが、たまたま当日は国会議員の選挙日に当たり禁酒日(尚同国は毎月一日も禁酒の由)。



成田空港に全員集合・モンゴルへ出発準備完了

約5時間30分のフライトでモンゴルチンギスハーン空港到着

フラワーホテル・今日はここで宿泊



2日目

 日の出は5時30分、9時30分に三菱社製4駆車3台に分乗、ホテル発。約70km先の国立公園・テレルジ入口までは舗装道路で快適な流れ。処がその先は「未舗装のデコボコ道」で激しい横揺れ・上下揺れの連続、車にしがみつき、とても眠る処ではなし。頭上直ぐ上には青空・白い雲が広がり、大草原には「草を食み・移動する牛馬・羊・山羊の大集団、ゲル、オボー(石を積み重ねその上に木を立てたもの、3回時計回りして幸福を願う地元の信仰対象)、動物の白骨、そして今を盛りと咲き誇る草花」が見渡せ、感激。
 30度近い炎天下、綺麗なお花畑のある小川近く草原で弁当昼食。食後再び奥テレルジのキャンプ地を目指し走行、途中水たまりにはまって動けなくなった車(数人の家族が乗車)を我々の車が救出、さすがに日本車は強いと拍手。このような大きな水たまりや川を計13か所も渡り、経験のない我々はその度にヒヤヒヤ。未舗装道路約70kmを約4時間要して走破、アドベンチャー気分を満喫。16時40分に海抜1600mの宿泊キャンプ地到着、スタッフ全員(10〜30歳台の若人達)の出迎えを受ける。牛肉中心の夕食(若い女性が民族衣装で給仕)、その後初めてのゲル(実用的な作り、薪ストーブで暖房)で快適な眠り。深夜の1~2時にはメンバーの相当数が起き出し、「澄み渡った空の満天の星空」を見て感動。但し気温は、日中ピークより約20度低く"ブルブル"。



奥テレルジへ向かう途中乗馬散策のグループに出会う

オボー・・・時計回りに3回廻り幸運を祈願する

羊の移動風景

バギー(?)軍団に遭遇

道路のところどころに小川や大きな水たまりがあるが車で強硬突破。アドベンチャー気分が十分味わえる

奥テレルジにあるプリンセスツーリストキャンプに到着

食堂の入口でスタッフが民族衣装でお迎え



3日目

 「トースト・お粥等の朝食」後8時20分にこれも初めての2台の牛車に分乗、満開のお花畑の中を約25分進み登山口へ。登山は牛車1台を操縦していた若者が先導、我々10人と添乗員2名更にサポート役女性スタッフの計14人でスタート。道はないものの穏やかなルート(従来歩いたことのなく"新ハイルート"と命名されるかも?)ではカラフルな花々を眺め/写真に納め、ゆっくりと登山。ただ気温の上昇と共に話に聞いていた虫が飛び回り、用意の防虫ネットが役に立つ。2時間半後の11時15分、「2290mのドボルジン山」に全員登頂。眼下の大草原や残雪もある遠くの山々まで見渡せ、万歳。30度近くの暑さながら涼風もある頂上で、弁当昼食。12時20分に下山開始、2時間後の14時20分に入口到着。再び牛車に揺られ15時キャンプ地に到着。モンゴル伝統山羊料理(ホルホグ)の準備を見学した後、20時より夕食で頂く。その場にはキャンプ地運営会社のイケメン若手社長も同席、その後我々と「モンゴルの将来像」について熱く会談。



今日はドボルジン山登山

登山口まで2台の牛車で案内してもらう

牛車に乗れるのは貴重な体験

道なき道を登山開始

虫が多く、防虫ネットや防虫スプレーが欠かせない

オダマキの花(?)

九輪草に似た花(七輪草?冗談です)

山頂に無事到着、ガイドさんありがとう

ガイドと一緒に集合写真

下山風景

下山口からキャンプ場まで牛車で移動

夕刻、ヤギをまるごと使ったモンゴル伝統料理の準備

ゲルの中での食事前の懇談

モンゴル伝統料理の一部



4日目

 「オムレツ、お粥等」の朝食後に全員用具を身に着け、10時より一回目の乗馬開始。未経験者が殆どで怖がっていた人も多い中、万全の装備と各馬毎スタッフに誘導して頂き、片道1時間の大草原を往復。メンバー全員が爽快な気分に浸り、午後も全員参加する由。お昼は「ボーズ(肉まん)、カボチャのスープ等」を頂き、休憩。昼過ぎに強い雨が降ったものの短時間、その後には目の前に大きな虹が見え、感激。14時よりコースを替え二回目の乗馬、今度は相当数の方が自分の手綱捌きで2時間乗馬。この乗馬風景を「添乗員Y氏と現地社長が走り回り、或いは小高い岩の上」から写真撮影、感謝!一人もケガなく、全員大満足。夕食は「ツォイワン(蒸し焼きうどん)他、その後キャンプ最終夜に際し、添乗員さんの発案に現地社長も乗り、急遽「キャンプファイアー」が開催されることに!
 「現地スタッフを含めた全員20数名」で22時、添乗員Y氏の元気な「燃えろよ 燃えろの歌」でファイアーがスタート。ウオッカ・日本酒を飲みまわし、日本・モンゴル双方で歌合戦。K氏の詩吟、次いでモンゴル側が「ミニー エージ(私のお母さん)/心に沁みる歌」を合唱。我々が「ともしび」を歌うと、モンゴル側も知っていると「モンゴル語」で続く。その後「"上を向いて歩こう"や驚きのピンキラ"恋の季節"」を一緒に歌う。更に"幸せなら手をたたこう"も一緒に歌い・踊り、老いも若きも国を超えて大いに盛り上がりました。最後は我々の「お別れの定番曲"今日の日はさようなら"」で締め。尚スタッフの人達は「我々高齢者の元気と酒量(相当飲んだが、ここでは秘密)」に驚いていたそうです。又滞在中精力的に描いたA氏の絵にも大変感心していました。



余裕の乗馬

黄色い花はユウスゲ?

お花畑の中を散策

騎馬軍団が行く

草原で一休み




乗馬体験・やったぜバンザイ

キャンプファイヤー開始

キャンプのスタッフによるモンゴルの歌を合唱してくれる

老いも若きもダンスに興じる



5日目

 キャンプスタッフ全員と記念撮影、10時30分に見送られチョッピリ感傷的な気分の中、同じ3台の車に分乗出発。再び悪路を走破、途中木陰で弁当昼食を摂り、テレルジ入口で予定変更なった「同国の大英雄・チンギスハーン像」を見学。像はステンレスで覆われた40mの巨大なもので、「故郷、東の方向」を向いています。その後久しぶりに舗装道路に戻り、ウランバートル市内のデパートへ。多くの方が「岩塩、革製品等」を買い求め、市内レストランで夕食(水餃子等)の後、19時20分再びフラワーホテル宿泊。



キャンプ場のスタッフも交えて記念写真。スタッフとはこれでお別れ。・・お世話になりました

帰路に見かけたウスユキ草(?)

ウランバートルのホテルへひたすら悪路を走る

テレルジにあるチンギスハーン騎馬像へ立ち寄る。(高さ40m)


6日目(最終日)

 早朝6時にホテル出発、現地添乗員・H氏に見送られ8時55分発便で帰国へ。帰路は約1時間早い4時間40分で成田着。解散式を行い、大変お世話になった添乗員・Y氏とも別れ、それぞれ帰路に。



空港にて

帰りの機内からの街並み

"さらばモンゴル"

 今回モンゴル山行については、同国旅行経験のある「リーダー・M氏、及びサブリーダー・T氏の起案」の下、新ハイ浦和会員のみでの ツアーを(株)風の旅行社さんに企画を依頼。要請に応えて頂いた結果が「手つかずの大自然鑑賞と未知の各種体験」を得ることが出来、素晴らしい思い出を作ることが出来ました。尚同社は「モンゴル旅行のパイオニア的存在(約25年)で、モンゴル国には支店/関連会社併せて約35人のスタッフが居るそうです。だからこそ「これだけ緻密で心のこもったサービスが提供出来た」と思います。メンバーを代表して感謝申し上げます。(W記)