期日:2016年6月16日(木)〜17日(金) 第 一 日 天候:曇り一時雨 コース:東武大宮7:14=春日部7:44=会津高原尾瀬口11:00=湯の花温泉11:40−湯の倉山13:40−湯の花温泉・山楽15:30(泊) 梅雨空の中、大宮を出発して約4時間30分、今宵のねぐら民宿・山楽に到着。そこに不要な荷物を預け、湯の倉山へと出発、全員元気だ。思ったより急登が続いたが無事頂上到着、記念撮影を済ませてすぐ下山開始、麓に着くころには小雨が降り始めたが梅雨の最中なので仕方のないところか。宿に到着後熱い熱い共同温泉に浸かり、美味しい夕食をいただき、明日に備えて早めに就寝した。 文責 塩ア孝壽 |
今宵の宿・山楽 これから湯の倉山へ登ります
湯の倉山山頂 思っていたより登り応えがありました
夕食に出るのかな?
夕食が待ちきれず始まってしまった
第 二 日 天候:霧のち晴れ コース:山楽6:00=猿倉登山口7:00−田代山8:30−帝釈山10:30−田代山12:20−猿倉登山口13:45=会津高原尾瀬口=春日部=大宮 予定通り6:00民宿・山楽を出発、猿倉登山口でリーダーから諸注意を受けてから7:00ごろ登山開始。雨が心配されたが曇り空で梅雨時としてはまずまず、さわやかな空気と小鳥のさえずりが心地よい。この山の花の最盛期は過ぎていたがそれでもサラサドウダン、アカモノ、ウラジロヨウラク、ギンリョウソウなどに出会うことが出来た。田代山湿原は霧に包まれ幻想的な雰囲気(チョッと寒かった)。ここではワタスゲ、ヒメシャクナゲ、リンドウなどが見られた。記念撮影後帝釈山に向かう。途中の避難小屋は整備が行き届きとても綺麗になっていた。帝釈山へのルートはかなりの下りから始まり、山歩きに来たのに愚痴の一つも言いたくなる。それでもお目当てのオサバグサの白い可憐な花に慰められ、歩を進める。急な岩場を喘ぎながら登ると帝釈山頂上に到着した。記念撮影と昼食の後、帝釈山を後にし、復路は往路を戻る。田代山湿原まで戻るころには日差しが差し始めた。田代山湿原は往路と異なり日差しが温かく展望もよくルンルン気分(すべてリーダーの予定していた通りとか)。ゆっくりしたいところだが予約したタクシーの時間の都合で少々急ぐことになった。タクシーの待つ猿倉登山口にはほぼ予定通り到着、楽しかった2日間の山行は終了した。 文責 塩ア孝壽 |
幻想・・・田代山湿原
記念撮影 チョッと寒かった
帝釈山は霧の中
田代山湿原に戻るころは晴れてきた はいポーズ!
ルンルン! 晴れた田代山湿原 この後花と景色を愛でながら無事猿倉登山口へ下山
田代山・帝釈山で出会った花々
【共通データ カメラ:NIKON Df レンズ:シグママクロ 50mm F2.8】
撮影地:田代山中腹 絞 り:F8 露光時間:1/125秒 ISO:8000 露出補正:0 |
和名:ギンリョウソウ【銀竜草】 別名:ユウレイタケ【幽霊茸】 英名:Indian pipe 学名:Monotropastrum globosum 分類:イチヤクソウ科ギンリョウソウ属 性状:5〜10cm 双子葉類 腐生植物 花期:4月〜8月 分布:日本各地の山地の林内 コメント:りん片葉に包まれた全体の姿を、竜に見立てて名づけられた。夏の暗い林内に白く浮き上がる様子から別名をユウレイタケ【幽霊茸】と呼びますが、茸ではありません。落ち葉などから養分をとって成長する腐生植物です。葉緑素がまったくないので根以外はすべて白。そして、果実も白色で熟すと崩れ種子を散らします。 |
撮影地:田代山中腹 絞 り:F11 露光時間:1/125秒 ISO:1250 露出補正:-0.3 |
和名:ゴゼンタチバナ【御前橘】 別名: 英名:bunchberry dogwood 学名:Cornus canadensis 分類:ミズキ科ゴゼンタチバナ属 性状:草丈5-15cm、亜高山帯の針葉樹林の林床や縁、高山帯のハイマツ帯で群落をつくる常緑多年草。 花期:6月下旬〜7月下旬 分布:北海道、本州、四国の亜高山帯から高山帯。 コメント:葉は4枚か6枚が互生するが輪生のように見える。花が咲くのはほとんど6枚葉で6月から7月ごろ白い花が咲く。花のように見えるのは苞で、ほんとうの花は真ん中に20個ほどが集まっています。秋になると直径5-7mmの真っ赤な果実を数個ブローチのようにぶらさげる。 |
撮影地:田代山中腹 絞 り:F11 露光時間:1/125秒 ISO:3200 露出補正:0 |
和名:ウラジロヨウラク【裏白瓔珞】 別名:アズマツリガネツツジ ツリガネツツジ 英名: 学名:Menziesia multiflora 分類:ツツジ科ヨウラクツツジ属 性状:落葉低木、双子葉植物 花期:5月下旬〜6月上旬 分布:北海道、本州、四国 コメント:山地帯〜亜高山帯のやや湿ったところに生える落葉低木。花の時期には可愛らしい形と色が注意を惹きます。沢山の花色があるようです。 |
撮影地:田代山中腹 絞 り:F11 露光時間:1/125秒 ISO:250 露出補正:-0.7 |
和名:ベニサラサドウダンツツジ【紅更紗灯台躑躅】【紅更紗満天星】 別名:フウリンツツジ【風鈴躑躅】 英名:furin-tsutsuji 学名:Enkianthus campanulatus var. rubicundus 分類:ツツジ科 ドウダンツツジ属 性状:日当たりの良い山地帯から亜高山帯に生える落葉低木 花期:5月〜7月 分布:本州の北陸地方から東北地方南部 コメント:ドウダンとは油を燃やす明かりの灯台の意味で、灯心の周りを囲った風よけが花の形に見えることから名付けられたとか。サラサドウダンの変種で、枝先に濃い紅色の釣鐘形の愛らしい花をたくさんつける。ドウダンツツジ同様秋には紅葉する。 |
撮影地:田代山中腹 絞 り:F8 露光時間:1/125秒 ISO:400 露出補正:-0.7 |
撮影地:田代山湿原 絞 り:F11 露光時間:1/125秒 ISO:1000 露出補正:-0.7 |
和名:タテヤマリンドウ【立山竜胆】 別名: 英名: 学名:Gentiana thunbergii var. minor |
撮影地:田代山湿原 絞 り:F11 露光時間:1/125秒 ISO:125 露出補正:-0.7 |
撮影地:田代山湿原 絞 り:F8 露光時間:1/125秒 ISO:900 露出補正:-0.3 |
和名:ヒメシャクナゲ【姫石楠花】 別名: 英名: 学名:Andromeda polifolia |
撮影地:田代山湿原 絞 り:F10 露光時間:1/400秒 ISO:200 露出補正:-0.7 |
撮影地:田代山・帝釈山中間 絞 り:F11 露光時間:1/125秒 ISO:320 露出補正:0 |
撮影地:田代山・帝釈山中間 絞 り:F11 露光時間:1/125秒 ISO:640 露出補正:0 |
撮影地:田代山・帝釈山中間 絞 り:F11 露光時間:1/125秒 ISO:1400 露出補正:-0.7 |
和名:オサバグサ【筬葉草】 別名: 英名: 学名: Pteridophyllum racemosum |