S-34 下越/五頭連峰スノーシュー

2013年3月23日〜24日(日)

天 候:曇・晴
参加者:5名
費 用:9100円
行 程:宝珠温泉ー宝珠山ー宝珠温泉=裏五頭山荘(泊)
=中ノ沢渓谷森林公園ー五頭山5合目(断念)ー中ノ沢渓谷森林公園
 

 今回はS氏のご協力で、さいたま市方面のメンバーが6時に熊谷に集合できたので、いつもより1時間早く出発した。高速道路の渋滞予測が激しかったので、この1時間は大きい。おかげで順調な300キロメートルのドライブで赤松山森林公園の駐車場に着いた。が、なんと雪がない!
 とりあえずスノーシューを持って宝珠山を目指すが、周囲は昨夜降ったという新雪で、何だが初冬の雰囲気。小さなピークを越えていくが、それらの頂上は岩がちで展望が良い。晴れていればどんなにかと思う。やがて、一つ手前のピーク、八咫柄山に着き、ここでようやくスノーシューの出番にしたが、宝珠山山頂付近はアイゼンの方が楽だったようだ。
 宝珠山の頂上は狭く切り立っており、展望が良さそうだった。雪が降り始めたので、そそくさと下山にかかるが、スノーシューは上りはいいが、急な下りは滑り落ちてしまいそうで怖い。宝珠山の下りでだいぶ時間を使った。
 あとはさっき来た道を戻るだけだ。下山して今宵の宿に向かう。今回宿泊した「裏五頭山荘」はとても快適な宿で、下越の山登りには大変ありがたい存在だ。また来ましょうね。
 二日目は、宿から少し登った中ノ沢渓谷森林公園から、五頭山を目指す。HP上にはこの時期のこのコースの記載は全く見当たらないが、まぁ行けるところまでと気楽に出発した。宝珠山とは大違いで、十分な積雪が登山口からあり、駐車スペースから直ちにスノーシュー装着となった。
 快晴のもと、しばらく林道を行き、夏道の登山口から尾根を辿り、五頭山へ向かう。時に急斜面があるが、はじめのうちは快適に登れた。だが、陽が高くなるにつれ、春の日射しに雪が腐り始め、スノーシューでキャッチした雪面が、荷重に耐え切れずズルズルと崩れ落ちるようになってきた。五合目の先で、狭い急斜面があり、これ以上はたとえ今は登れても、下山時にはもっと雪が緩んで雪面ごと滑り落ちるような状態になると予測されたので、ここで登頂を断念した。HP上に記録がないのはこういうことか、と納得した。下りはすんなり下山して、まだまだ時間があるので、裏五頭山荘に立ち寄り、のんびり休憩してから熊谷へと戻った。 

O.記

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