971 越生・柚子の里から関八州

2013年12月5日(木)

天 候:快晴
参加者:11名
行 程:JR越生駅=火の見下バス停~横吹峠~四寸道~関八州見晴台
~高山不動尊~間野~西武秩父線西吾野駅

 うっすらと靄の立ち込める川沿いの明るい集落の中を歩きはじめると、陽に輝く柚子が目に飛び込んでくる。さっそくリーダーが農家の方に声を掛け、分けて貰えることに。参加の女性5人が20個ちかくの柚子をザックに詰める。まだ、歩きはじめたばかりというのに、これも鍛錬のひとつ、と背負っていくという。自分にはとてもトテモ真似できない...。
 四寸道はかっては修験道としても交易路としてもつかわれていたと云うが、今はわずかにハイカーが行くだけなので、深くえぐられた不安定な足元や、石のゴロゴロしたところなど、結構ワイルドな登山道となっている。急登あり、急に舗道に飛び出したり、エッ、こんな所に入るの?と、下見していなければ見過ごしてしまいそうな所から又山にとりついたり、岸壁のような大岩の間を涸れ沢添いに登ったりと、とても越生の里山とは思えない歩きを経験させてもらった。
 一転、関八州見晴台にでれば、何度訪れてもその好展望は期待どうりの景観をみせてくれる。ゆっくりお弁当を楽しみ、覚束ない山座同定を侃侃諤諤。下山は高山不動尊に詣り、大銀杏の黄葉にしばし見とれ、大きな木根に感心したり、シャッターを押すのに忙しい。そこから西吾野駅までの4.25KMはちょっと長かったが、いつものコース、と、気楽にお喋りを楽しみながら、14時には駅に到着、無事解散となった。

T.記

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