参加者: | 20名 |
費 用: | 25000円 |
1日目 晴れのち時雨 首都高=東名=名神=京都南IC=西山栗生光明寺見学=宇多野ユースホステル泊 快晴の東名高速では、車窓に輝く富士山を眺め、色づいた山の紅葉を楽しみながら京都への期待を膨らませる。順調に走って、光明寺には予定の3時頃には到着。 西山は紅葉の穴場、というリーダーの云うとおり人出もそれほどの込み具合ではなく、拝観時にはちょっと時雨れてきたが、それもしっとりと紅葉を引き立てるように感じてしまうのも京都の歴史の重みがなせる業かも。光明寺は西山浄土宗の総本山で、法然上人の弟子、熊谷直実が開祖という。思わぬところで埼玉に縁のある、お寺さんだった。さすが紅葉のトンネルは、見ごたえ充分で、見学の一時間はあっという間。宿泊先の‘うたのYH’へ着くまでの町並みも銀杏の黄、楓の赤、竹林の緑と飽きることがなかった。。 |
二日目 曇のち晴 うたのYH=西山善峰寺~三鈷寺~ポンポン山~釈迦岳~柳谷観音~天王山~宝積寺=石清水八幡宮研修センター泊 ゆったりとYHの夜を過ごしてこの日は、京の町歩き、吉峰寺でのお絵描かき、そして山歩きと三つのグループに分かれて行動。自分は山歩きの支度で出発。このコースは西山古道といわれ、昔は寺や神社を結ぶ信仰の道としてつかわれてきたが長く寂れていたのを、近年、地元のNPO等の尽力で整備されたものという。 吉峰寺から三鈷寺への厚い落ち葉道から始まり、ときおり林道を横切ったり、紅葉した自然林の中を歩いたりと変化に富んでいて飽きない。だが、こういう里山は標識が有るわけでもなく歩こうと思えば何処へでも縦横にいけるので、道迷いしやすい所だ。今回、リーダーは地元の山岳会の方三名にガイドを依頼して臨んで下さったので、迷うことなく快適に秋山を楽しむことが出来た。 ポンポン山の由来は、山頂へ向かう時の足音が、ポンポンと聞こえると説明板にあったが、?。 ポンポン山での昼食の後、改めて地図を見れば、ゴールの宝積寺まではそれまでの四倍はありそうで、うわ~。しかし、ガイドをして下さった方の愉しいお話や、知る人ぞ知る見晴から京都市街を展望したり、柳谷観音から加わったお絵描きの二名も交えての、天王山への尾根道も、晴れた空に映える紅葉、手入れされた杉林の木漏れ日、思わぬフユイチゴをつまんだりしてルンルンと足取りは軽かった。 夕闇せまる頃、宿泊先の石清水八幡宮に、無事到着の参拝をすまし、大きなお風呂で疲れを癒し夜のミニ宴会へと、これもいつものコースをたどったのは言うまでもない。 |
三日目 快晴 石清水八幡宮研修センター=伏見稲荷大社=城南宮=京都南IC=名神=東名=首都高 お世話になった研修センターで、早朝の清掃奉仕をする。宝探しのようなゴミひろいだったが、清涼な空気がここちよい。朝食後、昔ながらの狭い道路の伏見の町を、運転手さんご苦労さんの、くねくね道を稲荷大社へと向かう。真っ青な空に、朱の大鳥居をくぐるのはちょっとドキドキ。ずっと、来たかったところなのだ。本殿のお参りもそこそこに、千本鳥居へと急ぐ。時間があれば稲荷山の一ノ峯まで足を伸ばしたいところだが、往復7,8KMはあるので断念。期待にたがわず、千本鳥居の景観はゾクゾクする。観光の人で賑わっているのに、ふと、無人の一瞬があり、曲がった参道の先には何かが、と想わせる雰囲気はさすが。狐には出会えなかったが、可愛い三毛猫が鳥居の間で、皆になでられていたのはご愛嬌。 天候にめぐまれ、京の紅葉をじっくり味わうことが出来、企画していただいたリーダーには感謝の三日間であった。 T.記 |
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