天 候: | 晴 |
参加者: | 8名 |
費 用: | 3240円 |
天覧山から武甲山までを6回に亘って歩く企画の今回は最終回。西武秩父駅からタクシーで生川へ。ここからは新緑の中の荒れた道、そして意外なほどの急な坂道を50分ほどかけて妻坂峠へ登り着く。妻坂峠が前回までの最後の到達点であり、ここが今回のスタート地点となる。地図の表示に間違いはなかった。急坂の文字のとおり、急登が続く・続く。息絶え絶えになってもまだまだ尽きず。これぞ登山と思い知らされた。救いは所々に咲き残っているカタクリの花。歩みを休めるにはもってこいの出現。横倉山への分岐点で大展望が開け、ホッとする。標高は1100mを越え、木々はまだまだ冬枯れの裸木。程よい暑さと、これをさます涼風の中、まずは大持山登頂。次なる山は小持山、「小」のイメージで歩を進めると、これが難物。岩だらけのやせ尾根が続く。たっぷりとスリルを味わいながら、アップダウンの末に、小持山登頂。目の前に最後の山である武甲山が。しかし、その手前にシラジクボの峠が、標高差200m下に。延々と下る。再び登らねばならぬのに、どんどん下る。シラジクボに着いた時には、武甲山がより高さを増して立ちはだかる。コバイケイソウの群落が山肌を覆い、独特の景観をつくっている。下ってくる登山者に励まされ、また、励まし返しながらなんとか登頂。眼下の秩父市の一角、羊山公園のピンク色に浮かび上がる芝桜をしばし眺めて疲れを癒す。飯能市の天覧山に始まったシリーズ登山も武甲山登頂をもって目出度く完結。6回に亘った全行程を完歩したのは4名、必ずや良い思い出となるであろう。
I.記 |
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