S-19 顔振峠~越上山

支部リーダー会が主催するシリーズ山行

第二回 柚子の実みのる路 木漏れ日ハイキング


期日      2012年2月16日(木)
参加者     17名
天気      曇


 
 リーダー会シリーズ②として、‘柚子の実みのる路 木漏れ日ハイキング’というネーミングに惹かれて、というわけでもないだろうが、平日にしては17名の参加で出発。
 木漏れ日は期待に反して、寒い曇天となったが、参加者は元気。特に口も!
 奥武蔵は定番のコースだが、今日はちょっとロングな設定で、休憩を含めて6時間程の足応えのある歩きとなった。

 吾野駅へ着くと一段と寒さが身に沁みて、みんな、パタパタと足踏みしながら身支度をして出発を待つ。
 しばらくは下永沢集落村落の中をゆく。まだ梅のつぼみは堅く、春は名のみ、で風が冷たい。
 ここからは林道を別れ、山道らしくなる。ちょっと登りが続くとすぐ暑くなり脱ぎタイムの声。やっかいなことで....。
 見晴らしのいい地蔵堂で一本入れて、少し登ると「魔利支天」の古いお堂がある。笑楽門という門の両側には、「空即是色」「自然人生」と書かれていた。わかったような、判らないような!
 お堂から振り返ると、風影の長閑な集落が俯瞰できその後には武甲をはじめ秩父連山が白く連なっていた。
 顔振峠の一歩上にある、見晴らしから山座同定を愉しむ。お昼は、リーダーが下見の時にお願いしておいてくれた、峠の茶店に寄らせてもらい暖かくすごす。ユズみそおでんやフキノトウの天ぷらに春を感じる。
 峠からまた杉林を行き諏訪神社の裏を下る。神社前の林道には雪が凍っていて足を取られそう。
 人気のスカイツリー。見えた!という人と、う~ん、という人と。
 566.5Mの越上山へは、少々岩っぽい道を行く。
 本日の最高点、なので、またパチリ!
 越上山からがまたまた、ながかった。林道を右手ににらみながら、十二曲、エビガ坂とアップダウンが続く。ユガテはまだか~い、とブツブツいいながら杉の根の這う登山道を行くとやっと、桃源郷ともいわれる、ユガテの集落に。蝋梅がほのかに香っていた。
 軽くなった足と、ザックに気をよくして、お目当てのユズを、無人のお店から買う。ユガテからは、飛脚道といわれる、比較的新しく整備されたルートをたどって東吾野駅へと向かった。
 

Copyright(c) 新ハイキングクラブ浦和支部, All rights reserved