869 雨降山~権現山&高尾山(リーダー会シリーズ12-⑫)
2012年12月13日(木)~14日(金)
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1日目
最近の支部山行の参加基準(自分だけの)が、素敵な宿に温泉やおいしい食事がまず先にあり、それから山は何処?となるテイタラクだが、今回のリーダー会シリーズもその例にもれず、北は笹尾根、南は雨降、権現と続く尾根のあいまの民宿に泊まるという魅力にひかれての参加となる。
風もなく雲ひとつない快晴のなか、早朝の用竹バス停から墓村の集落をとおり目的の雨降山までは登り3時間。杉林や雑木の疎林の結構な登りだ。ようよう大きなアンテナの立つ山頂付近の日だまりの笹原でお弁当をひろげ、昼寝でもしたい気分になりかけた時、リーダーから「まだ時間も早いし、権現山まで行きたい人はいるかな?」とのいきなりの提案。えっ、ここが終点ではなかったの?の疑問もリーダーの上手な口説に、皆にわかに登山モードに切り替わる。権現山までの登りは40分、最後の急登を除けば、明るい雑木の快適な尾根歩きが愉しめ、山頂では真っ白な富士山を目にすることができ、汗をかいた甲斐があったと、感謝。
雨降山から玄房尾根を宿のある初戸までの下りは、厚い落ち葉の中の急下降だったが、よくジグザグに道がつけられ、予定のコースタイムで下りることが出来た。リーダー曰く、「この下山道は、人生の下り坂の美学を感じながら下りる価値がある」とのことだったが、う~ん、俗人には...? 民宿「梅鶯荘」には、宿のポリシーを強く感じられたが!
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貸切?状態のバスで、用竹に到着。
墓村の集落を行く。
右手に笹尾根を見ながらの登り。
わ~、‘シモバシラ’だ!
ひとまず「二本杉山」で、パチリ。
雨降山々頂付近は、アンテナ塔が三本も。日だまりでお弁当。
権現山への登山道にマウンテンバイクが置かれていた。最後の急登はやはり足でないと。
権現山々頂で、一枚。
山頂からは、見事な富士を眺める。
宿のある初戸への長い下り。厚い落葉に足を取られないよう慎重に。
着いたぜ!今宵の宿「梅鶯荘」
夕餉の膳は、このあと五品、六品と続く。おいしかった~。しかし、完食は無理だあ~。
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2日目
上野原行きのバスは日に3本。その1番バスに乗って宿をあとにする。昨日は誰にも会わない山域で、今日はミシュラン三つ星のギャルにも人気の高尾山だ。
相模湖駅からバスで千木良へ出、東海自然歩道を城山へと向かう。たかが高尾山、されど高尾山で次々と現れる階段に辟易させられる。これも多すぎる登山者から山を守るためなのだろう...。久しぶりの薬王院をじっくりと見学しまだ日のあるうちに家路についた。参加者からは、「梅鶯荘」泊の山行をまたぜひ、の声が出る愉しい二日間であった。
T.記
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朝食もしっかり頂いて満足の出発。
今日は高尾山なのだルンルン、だったが、階段に継ぐ階段で苦戦を強いられる。
石仏さま、一、二?
城山で一息。じっとしていると寒い。
一丁平で山座同定。
高尾山を制覇!したぞ。
薬王院に登山の無事終了のお礼をし、愉しかった二日間を〆る。
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