809 楢抜山(554m)~周助山(436m)(奥武蔵)
期 日
2012年10月14日(日)
参加者
8名
天 気
晴
費 用
2400円
コース
飯 能駅8:00=赤沢8:30-8:35-神社8:45-加久良山9:05-505mのコブ10:25-楢抜山11:05-11:15-分岐12:00- 12:25-仁田山峠12:40-47鉄塔13:10-周助山[ノボット]14:20ー14:35-原市場中学校バス停15:40-15:49-=飯能駅
飯能駅から、バスでわずか30分の所にあって、標高500mたらずの山だが、ヤブ山の雰囲気が残るところに魅せられ計画した。かつて東京電力の職員が、送電の管理に出入りしていたが、例の原発問題で中止しており、予想以上に荒れていた。
踏み跡は薄く、木の枝は散乱、しかも道標らしきものは全くない、わずかにある赤テ-プと上空の送電線が参考で、当然であるが地図を読みながらの山行とな る。40余ある大小のコブと、ほとんどが杉・檜の樹林帯で展望は期待できず、花も見あたらない。地味な山筋は訪れる人もすくなく、今日も誰にも行き交う人 はなかった。
晴天の下、私達は男性7名、女性1名で飯能駅8:00分発、名郷行きのバスへ乗り赤沢で下車。要下見の山だが予備知識を充分積んで入るが、しかし、のっ けからうろうろ地図とにらめっこ。ようやく登山口を見つけ、赤い鳥居の神社の石段を登る。その奥の秋葉神社の脇を下り、登り返して尾根道へ出た。きつい荒 砂状のコブには、ずるずるとずり落ちて難儀する。立ち木にしがみつきながらクリア、そのピ-クらしい所が加久良山で、尾根上の小突起に過ぎない。更に幾つ かのコブを越えるとスリルある岩石帯が現れる。石をよじ登ってクリア、そこからの急登を一気に登りきると楢抜山へ飛び出た。展望はなく三角点がポツンとあ り、小さな板きれに[楢抜山]と書かれ、立木に結ばれていた。
下りは岩石交りの急斜面を慎重に降りる。ホットしたところで分岐に出た。ここで大失敗を犯した。地図を確認せず赤いテ-プに目がくらみ、100m位本道 を外れて下ってしまったのです。引き返して事なきを得たが、もう少し気がつくのが遅れていれば、楢抜山だけで終わっていたことでしょう。そこで短い昼食を とり、確認進行で仁田山峠へと歩く、車道へ出て20mほど進んだ所から、標高差にして凡そ150m登ると47号鉄塔へとりついた。越えても越えても現れる コブに閉口しながら歩くと仁田山峠から来る車道へ降りた。その先のカ-ブミラ-に[周助山]と書かれている。そこをド-ンと下ると檜の林道へ、そしてひと 登りすると待望の周助山(ノボット山)山頂に立つことができた。ここも展望はいまいち。中央に三等三角点が頭を出している、全員笑顔で記念写真に納まる。 下りは迷走しながらも何とか、無事元気に原市場中学校バス停へ着いた。
下山後、地元の人の話によると、今年はこの辺りで時々熊が出没していると聞き、ゾッとして鳥肌がたった。
M. 記
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