795 天覚山~大高山


奥武蔵の天覧山から武甲山までを6回に分けて歩き通すシリーズ山行

「天覧山~武甲山」シリーズ第二回


期    日 2012年34()  曇り
参加者 23
費    用 1,700円(大宮起点)
コース
タイム
大宮7:35 = 武蔵横手9:00 ―かまど山9:50―11:40天覚山12:20―大岩13:30―大高山13:55
前坂14:45―吾野駅15:37


さぁ いよいよ3月、 春はどこに。歩き始めてすぐに路傍にフキノトウを発見。皆の歩みが暫し止まる。そして体が登山モードに入る前に、かまど山までの急登が始まり、気温が低い にも拘わらず汗が噴き出す。かまど山以後は平坦かと思いきや、アップダウンが連続。冬枯れの中、気を引く植物などは無いものの、次々と現れるアップダウン の変化に興味が集中する。天覚山頂では、山々の間に霞がかかり、奥行を際立たせた奥多摩の展望を楽しむ。今回の最高峰の大高山(493m)は、 木々に遮られて眺望はいまいちであったが、ここからは漸く下りのみとの期待が膨らむ。しかしその後もアップダウンからは解放されず、遂にロングコースの間 中、アップダウンを存分に堪能することに。山中では会う人も殆ど居らず、標識の無い分岐が幾つかあり、迷いやすいコースとの印象を抱く。しかし、常に磁石 を胸に、地図読みを得意とするリーダー、この迷コースを難なくリードする。吾野駅にゴールし、苦行のアップダウンから解放されて漸くホットする。             
 I 記 

武蔵横手の駅前では、地元の歩こう会の人たち40~50人と一緒になる。まぎれそうになるが、あちらは水平移動、こちらは山道だよ!

まずはPrat 1で登ったかまど山を異なるコースから目指す。天覚山は、こちらでは天角三、と呼ぶそうな。

杉の植林帯の登りが続く中、時折こんな巨木があって、慰められる。

まだ雪ののこる林道を横切り、にぎやかにお喋りをしながら登る。

ちょっとした切り開かれたカヤトの原に出る。

送電塔だ。少し息がつける。

第1のピーク、天覚山に到着。

ひたすらアップダウンを繰り返したのでお腹はペコペコ。さっそく、思い思いのランチタイム。

しかし、座っていると結構気温が低いのか、背中がぞくぞくする。こんなときは、やはり暖かい飲み物がおいしい。

寒いので皆時間きっかりには歩きはじめる。まだまだ、ここは道半ばなのだ。メンバーの大事なストックの調子が悪くなり、Y氏が丁寧にみてくださる。

また黙々とアップダウンを続ける。ちょっと開けた木の間から大高山が!うわ~、まだあんなに遠いの~。

忍、忍。これが頑張れれば、夏山の良い訓練になるぞ、と自分を励ましながら足を運ぶ。だれかが「ロングロング、顎~、だね」と呟き、おもわず吹き出す。

たどり着いたぞ、大高山!メンバーの笑顔はまだまだゆとりの笑顔であった。これだけの人数の参加者を、ゆったりペースで、しかも予定時間内に引っ張ってくれた、リーダーに感謝。


T 記

Copyright(C) 新ハイキングクラブ浦和支部. All Rights Reserved.