期 日 11月23日(休) 参加者 10名 費 用 約3,000円(大宮起点) コース 東武日光駅−小倉山−白糸の滝−滝尾神社−東照宮−東武日光駅 東武日光駅を出てすぐに霧降大橋で大谷川を渡る。「今日、一番の景色です」とリーダー、抜けるような青空の下に連なる日光の山々、心弾む滑り出しだ。駅から30分ほどで登山口、道標はおろかテープなど目印ひとつない。土留め壁の切れ目から山に取りつく。 どの地図にも登山路の記載はないが、歩き易い路が頂上まで続く。明るい尾根路、降り積る落葉のガサゴソ音が耳に残る。登山口から30分、心地よい汗をかきはじめると早くも山頂だが、樹林に囲まれ展望には恵まれない。山頂から少し戻った南斜面の陽だまりで早めの昼食とする。 下山後、紅葉のトンネルを抜け、稲荷川沿いに石畳の道を辿る。両側にそびえる樹齢500年を超える杉の大木は圧巻だ。白糸の滝を経て滝尾神社の鳥居をくぐる。この鳥居は《運試しの鳥居》と呼ばれ、320年以上前に奉納された国指定の重要文化財。鳥居の額束(中央の楯の部分)の丸い穴に小石を3つ投げ、穴を通った数で運を試すのだそうだ。われわれ10人ほど投げ穴を通ったのはリーダーの1個だけ。これから先もあまり運には頼れそうもない。 これまでの静けさとは一転、観光客で大賑わいの二荒山神社、東照宮、輪王寺を素通りして駅に向かう。晩秋の快適な山歩き、紅葉を楽しみ、古刹の情緒に浸りと盛りだくさんの趣向を愉しんだ一日でした。リーダーのUさん、同行の皆さまありがとうございました。 H記 |
霧降大橋より望む日光連山 |
目印ひとつない登山口 |
落葉を踏みしめ |
小倉山山頂 |
山頂付近の陽だまりで昼食 |
名残の紅葉 |
紅葉のトンネル |
老大木の杉並木、石畳の道を行く |
滝尾神社の運試しの鳥居 |
観光客で大賑わいの陽明門前 |