天 候:暴風小雨
参加者:17名(うち本部10名)
費 用:4200円
行 程:
大宮駅東口=岩槻IC=西福島IC=浄土平→酸ガ平避難小屋→一切経山→往路を戻り→浄土平=不動沢橋=福島市内=二本松IC=岩槻IC=大宮駅東口
不動沢の紅葉
天気予報は雨予報。ただ、福島県地方は午後には雲が切れるという予測に、一縷の望みを託し、東北道をひた走る。果たして、白河の関を越え、福島盆地に入ると、空が明るくなって、雨もだいぶ小降りになってきた。 浄土平に着いた時には、小雨だが強風。行けるところまでということで、雨具を身につけ歩き出す。ビジターセンターの係員から、強風のため酸ガ平で引き返してきた人がいると聞き、テンションはダダ下がり。 |
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山陰に入るとやや風当たりが弱まって辺りを見渡す余裕も出てくる。ただ木道が濡れて滑りやすい。足下に気をつけながら登っていくが、時折激しい風に煽られてバランスを崩しそうになる。分岐点で酸ガ平を渡ってくる暴風に耐えながら木道を歩くが、下は川。滑ったら大変と、ほうほうの体で避難小屋に逃げ込む。 小休止の後、登頂希望者のみ山頂を目指す。風をはらんだ雨具やザックカバーが激しくはためき、パーティーの列が延びる。視界はきかず、やがて先頭も見えなくなる。 |
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「身体が濡れてて、ろくな飯食ってなければトムラウシ」と想像をたくましくする。 それでも何とか頂上にたどり着き、風の隙をみて記念撮影、即座に下山にかかる。下りも苦行ではあったが、小屋までの距離を計りながらの下山は登りよりも精神的に楽だった。 そして今日のオアシス、酸ガ平避難小屋を後に、浄土平へと戻っていく。見れば周囲は素晴らしい紅葉だった。 そして圧巻は、バスに乗って浄土平を後にして、しばらく走った不動沢の高い橋上。錦絵を満喫した。(O記) |
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不動沢橋から見た福島盆地と 阿武隈山地の山々 |