◇ 759 高松山 


期 日

10月13日(木)

天 気

曇り

参加者

7名

費 用

2,640円

コースタイム

新松田9:20―高松山入口バス停9;55―ビリ堂11:35―高松山 山頂12:15~12:50―沢里峠13:20―高松山入口バス停14:34―新松田14:5

 たわわに実を付けたキウイ園や色づいた柿を眺め、叢のコウロギの鳴き音を耳にしながら、山里を抜けて山路へ。3週間前の台風の痕跡か、路は折れた枝や落ち 葉で覆われている。時折展望が開け、山北町辺りの街並みを見下ろす。路はさらに荒れ、根こそぎの倒木やへし折られた木・竹をくぐることの連続となり、これ らを克服してビリ堂に。馬頭観音の石像が二つ鎮座。その脇に、松田太田沢水系から引いた石清水の蛇口があり、柔らかな水で喉を 潤す。ここから先は、渦巻く濁流が掘りえぐったこと思わせる深くて段差の激しい粘土路、足を取られぬよう、慎重に上へ上へと這い上がる。尾根に出て漸くな だらかとなり、色鮮やかなトリカブトや清楚に咲くマツカゼソウに目を向ける余裕がでる。たどり着いた頂上は広い芝原、他に登山者は居らず、ゆったりと昼食 を楽しむ。期待した展望は雲の中、リーダ持参のカシミールプリントで代用する。下山は登りとはうって変り、広くなだらかな路。やがてそれも舗装された林道 に変わり、ひたすらスタコラ スタコラ快調にとばして、バス停へ。ハイキング気分で臨んだ山行であったが、台風の爪痕としての多くの障害物により、フィールドアスレティックをこなした 後のような満足感あふれる山行であった。
I記  

ビリ堂まで1時間 ビリ堂
山頂直下の樹林帯 広々した高松山山頂
下山路


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