天 候:曇り後晴れ
参加者:5名
費 用:約3500円(マイカー規程による)
行 程:
18日 熊谷駅=花園IC=三条燕IC=加茂市営粟ヶ岳県民休養地キャンプ場(泊)
19日 =第二水源地-粟ヶ岳ヒュッテ-粟ヶ岳-粟ヶ岳ヒュッテ-第二水源地=往路を戻る
熊谷駅南口を11時に出発し、関越自動車道をひた走ります。途中赤城高原SAで、軽く昼食をとって、あとは休憩もせずに走り抜け、三条燕ICで1000円高速をおります。 |
||
キャンプ場に着く寸前まで、途中の道路では雨が降っていたのですが、キャンプ場に着くと、このあたりはほとんど雨が降っておらず、地面も乾いていました。何という幸運。 翌朝は、今日の好天を予感させる、朝焼けでした。→ |
||
4時起床5時出発で、結露でびしょぬれのテントをそのままに、車で第二水源地へと向かいます。車を止め、念のため山ヒル対策にスパッツを付けたり、効果ありという防虫スプレーを靴にかけたりして、出発します。→ 小尾根に付けられた、よく整備された道を登っていきます。振り向くと新潟平野や弥彦山、角田山が見えてきました。→→ |
||
やがて山頂からの稜線に登りつくと、一気に展望がひらけます。右手には残雪を纏う、守門岳が堂々とした姿で望まれます。→ 前方には、目指す粟ヶ岳が見えてきました(一番右の少し低く見えるピーク)。→→ |
||
登山道はほぼ忠実に稜線を辿っていきます。時々、梯子場やちょっとした鎖場があります。 ところで、「山ヒル」ですが、全く見掛けません。どうしてもつかみたい鎖や梯子についていたらやだなぁと思っていたのですが、皆無です。登山道がよく整備されていて、変にぬかるんだりしないよう、うまく排水ルートを付けたところが何ヶ所かありました。これだけ乾いた路面では、ヒルはひからびてしまいそうです。もちろん降雨時などは、出現するのかもしれませんが、今日はその心配もありません。地元の登山道整備に感謝です。 |
まもなく粟ヶ岳ヒュッテ、というところで、ついにお目当ての「ヒメサユリ」が現れました。ぽつりと一輪、そしてまた一輪と、薄ピンクの花が路傍を彩ります。足元には関東ではあまり見掛けない「オオイワカガミ」も咲いていますが、申し訳ないことに今日の主役はやはり「姫」です。 | |||
最初の一輪↑ | きれいに咲いた一輪↑ | オオイワカガミ↑ |
やがて粟ヶ岳ヒュッテに到着します。立派な無人小屋で水場も少し下にありました。この小屋で一夜の夢を結び、翌日粟ヶ岳を堪能するというのもいいアイデアです。 |
中峰を越えるとヒメサユリロードももうじき終了です。あとは奥に見える粟ヶ岳南峰(三角点峰)を目指して最後の急登です。 |
||
守門岳をバックに、粟ヶ岳頂上で記念撮影(大漁旗持ってくるのを忘れました!)→ 山頂にいた春の妖精ギフチョウ↓ |
||
さて、頂上の展望を堪能した後、後ろ髪を引かれる思いで山頂を後にします。「姫」たちともお別れです。 トントンと快調に往路を戻ります。下山していくと、多くの登山者とすれ違います。皆ヒメサユリがお目当てのようです。 |
||
下山してキャンプ場に戻り、すでに真夏かと思う程の日差しでよく乾いたテントを撤収してから、道すがらの「加茂美人の湯」に立ち寄りました。 (O 記) |